1043m   雪の大川山       2009.1.24
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− 大川山雪歩き −

また寒波がやってきた。

朝から雪が舞う天気となった。

お高越山に登ろうかと西に向かって走る。

ふと吉野川の向こうを見ると阿讃山脈が白く輝いている。

そうだ!しばらく雪の大川山に行っていない。

高速に乗り美馬インターに向かう。

美馬インターから西は雪のため通行止め。

三頭トンネルに向かうとチェーン規制。

しかしチェーン着脱所の先で渋滞している。

何事かと思っていたら大型トラックが立ち往生している。

チェーンも付けずに迷惑な事だ。

やっとの事で脇をすり抜けて進む。



三頭トンネルを越えて下っていくがかなり凍結している。

前方から除雪車がやってきた。

四国で除雪車を見るのは初めて。



谷川米穀店の前も真っ白。

やっと雪が無くなって琴南の公民館着。



8時56分出発

満開のロウバイにも雪

大川山の石碑脇を登っていく。



大川社の鳥居をくぐる。

石の灯籠にも氷柱。



車道に上がり進む。

農村の雪景色も良いね

ナンテンにも雪



車道から参拝道「だいせんみち」に入る。

この後何回も車道と交差しながら登っていく事になる。

9時25分随神門に着く。



スキーをしているような神像にご挨拶

大川山まで25丁



下に軽四があったので誰か先に登っているかと思ったが、人の足跡はない。



何回も車道を横切る。

車道には車の轍もなくて真っ白な雪道を歩くのは気持ちがよい。

野生動物の足跡が下からずっと続いている。



やっと急になって杉の植林地帯を登ると急階段



急階段を登ると遊歩道分岐に着く

いつもはツルツルに凍っているのだが新雪に埋もれていてフカフカ

遊歩道の階段を登っていく



雪が深くなり新雪の下で凍った雪がバリバリと音を立てる。



山頂手前から左へ回り神社の正面に出る。



吉野川方面は霞んでいる。

その向こうの剣山系は雪雲で全く見えない。



鳥居前の広場に来るが意外と雪は少ない。

11時4分着



雪が凍っていると怖い階段も今日は柔らかな新雪。

汚れのない雪の階段を登ると身が引き締まる思いがする。



神社の注連縄の上にはゴジュウガラがお出迎え。

コロコロと太っている。

神社の裏へ回る。



三角点は雪の下



じっとしているとヤマガラが沢山集まってくる。

神社からコテージの方に下りていく



登っていた時は汗をかいたがやはり頂上は寒い

ウバユリの実にも雪



コテージが固く閉ざされて寒そう



管理棟の軒下で昼食

温かいラーメンが美味しい。

手がかじかむのでホッカイロを出して振るが全然暖かくならない。

長靴の先が冷たくて痛くなる。

今日は寒さ対策でインナーソールを二重にしソックスも二枚履いてきたのだが..



食事をしていると小鳥たちが集まってきた。

何かちょうだいと言っているようだ。

時たま、せっつくようにすぐ近くまで飛んでくる。

向日葵の種などは持ってきていないのでパンを細かくちぎってやると喜んで食べ出した。



人なつっこいヤマガラ君

ちょっと恐がりのシジュウカラ君。

黒いネクタイをきちんとしている。



少し小さくて蝶ネクタイのヒガラ君

先ほど神社にいたネクタイをしていないゴジュウカラ君

みんなスズメジジュウカラ科の小鳥たち



餌かごの脂身を突いているのはキツツキの仲間のコゲラ君



やっと日が差して明るくなった。

しかし剣山系は全く見えない。



のんびりしてから下山開始

車道まで下っていく

青空が出てイヌシデの樹氷が美しい



猫山から大高見峰へと続く稜線

そしてその向こうに讃岐富士

瀬戸大橋の向こうには岡山の街



高鉢山の向こうに讃岐のおむすび里山

その向こうに五色台

その右には昔住んでいた峰山や高松の街

その向こうに高松港

さぬきの里山は独特の味わいがあって懐かしい



車道を遊歩道分岐まで下っていく

見上げるとイヌシデの霧氷と青空が美しい



この道は吹きだまりなのかかなり雪が深い



遊歩道分岐から朝来た道を下っていく。

日が差すと明るくなって雪景色が美しい。



子供を乗せたジムニーが登ってきた

チェーンを付けている。

笠形山がくっきりと見える。

その向こうのゴツゴツの山は前田山か?

途中でご夫婦とお会いした。

雪が深くなくて残念と言っていた。

車道を辿って歩いている二人の足跡もあった。

車の轍も増えてくる。

やはり昼過ぎから沢山の人たちがやってくるようだ。

随神門の所でベンツが立ち往生

赤いパンチパーマの男性が話しかけてくる。

子供達と雪遊びに来たらしい。

諦めてその場で雪合戦を始めた。

後はのんびり歩いて13時40分過ぎに駐車場着

時間が早いので綾上のイオンに立ち寄る。

塩江街道経由で帰るがすでに雪は解けていた。

里山倶楽部四国