NACS−J 自然観察指導員徒然草

里山倶楽部四国

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    【CONEメルマガ150116発行】リスクマネジャー養成研修等締切間近!
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■CONE自然体験活動メールマガジン VOL.414          ■
■                  http://www.cone.jp/    ■
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                                              2015年01月16日発行

---<今週のもくじ>---------------------------------------------

◆ 事務局職員の一言

◆ CONE事務局よりお知らせ

*CONEリスクマネジャー養成研修会【1/27-28東京会場:23日(金)締切!】

* 平成26年度 CONEトレーナーの会のお知らせ
                 【1/26東京会場:18日(締切)】

*アウトドアチャレンジ 野外力検定 主任検定員養成研修会

*CONEリスクマネジメント基礎講座を2月〜3月に各地で開催いたします!

*CONEトレーナー養成会 参加者募集!

*≪好評につき第2回開催決定≫
 下記2つの研修会を同日開催
 ◇いまさら聞けない『野外活動の保険』の基礎
 ◇判例から学ぶリスクマネジメント(上級編)

* 開催決定!≪2015年CONE全国フォーラムin白山≫

◆ イベント・講習会等のお知らせ

1)【兵 庫】
青少年体験活動AWAJIミーティング〜今、求められる冒険プログラムのあり方〜
≪3/2(月)〜3(火)会場:国立淡路青少年交流の家≫
                   <国立淡路青少年交流の家>

2)【東 京】キャンプ指導者のためのリスクマネジメントセミナー
「キャンプの安全講座 安全に楽しいきゃんぷを提供するために」
                  <NPO法人東京都キャンプ協会>

3)【静 岡】
★2015年度 おいしい里山物語〈4月〜隔月実施〉
〜日帰りで楽しむ食育体験プログラム〜
★2015年度 里山のようちえん 〈年間コース・幼児〉
〜年間を通じて親子で体験する「命と自然」の学び場〜
                    <ホールアース自然学校>

4)【東 京】
「田んぼの学校」フォーラム2015in東京 開催のお知らせ
【20日(火)締切です!】
                 <一社)地域環境資源センター>

5)【静 岡】
「野外教育指導者養成講習会
 〜アウトドアでのナヴィゲーションとリスクマネジメント〜」
                <静岡県立朝霧野外活動センター>

6)【神奈川】 野外活動・体験活動 指導者向けセミナー
       「安全管理マニュアルを見直そう!」のご案内
         <プラムネット株式会社 アウトドア共育事業部>

7)【東 京】<地球環境基金助成事業>
       第5回立教ESD研究所×キープ協会の環境教育基礎講座
       『企業と生物多様性保全』
                      <公財)キープ協会>

8)【神奈川】「第13回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」
       表彰式・講演会に200名様ご招待
          <公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団>

9)【長 野】
(1)【アウトワード・バウンド/スノープロジェクト】
  オール・タイム・スノー・キャンプ3日間
(2)【冒険教育指導者育成プログラム】
  ジャパン・アドベンチャー・リーダーシップ・トレーニング73日間
      <公益財団法人日本アウトワード・バウンド協会 長野校>

10)【長 野】
(1) 自然学校の若手職員のための
 『自然学校的コミュニケーションの基礎が身につく新入職員研修』
  〜書く・話す・まとめるをとことん鍛える3日間〜
(2) ─ 職業として自然学校指導者を目指す日本で唯一の講座 ─
  2015年度 第16期自然学校指導者養成講座 申込受付中
(3) ─海外のロングトレイルを考える─
  第2回ロングトレイルシンポジウム開催のお知らせ
         <安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター>

◆ 当メールマガジンに関するお知らせ

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■□■          事務局職員の一言         ■□■
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シニア世代を対象にした様々な取組みが目につきます。
自然体験活動の分野においても、関西のシニア自然大学校を筆頭に
関東圏内にも千葉シニア自然大学に加えてここ数年内に新たに3校
(東京、埼玉、神奈川)が開校しました。
この分野はこれからももっと広がっていくものと思われます。

シニア世代を対象に取組みを進めている分野には様々なものがありますが、
ディズニーランドもそのひとつだそうです。ディズニーランドというと
子どもや若者が対象だと思ってしまいますが、こういったテーマパークでは
シニア層の争奪戦になっています。

このことについては、こちらのブログが参考になりました。
  http://ameblo.jp/yas808/entry-11971113958.html

このブログでも話されていることなのですが、こういったビジネスの世界では
シニア層が蓄えているお金を目当てに展開している例がほとんどなので
見ていると残念な気持ちになってしまうことがあります。
自然体験活動の分野で取り組んでいるように、シニア層の人たちの本当の
幸せを願った取組みにもっと期待したいところです。

CONE事務局長 太田原

●○● お知らせ ●○●
今年2月から3月にかけて、安全基礎講座を全国各地で新たに開催いたします。
◆CONEリスクマネジメント基礎講座
  http://cone.jp/2014/12/26/3355/

アウトドア活動での事故に詳しい弁護士による安全管理講習会と野外保険の
基礎に関わる講習会を1日でいっきに学べます。
◆今さら聞けない野外保険の基礎
   &判例から学ぶリスクマネジメント(上級編)
  http://cone.jp/2014/12/01/2994/#insurance&precedent2

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■□■ CONE事務局よりお知らせ   http://www.cone.jp/ ■□■
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*CONEリスクマネジャー養成研修会【1/27-28東京会場:23日(金)締切!】
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組織の安全対策を担える人材として必要不可欠な知識・技術の習得を目指します。

自然体験活動推進協議会では、自然体験活動における安全管理の
自律的な継続改革・改善などの役割を持つリスクマネジャーを各団体・組織に
1 名以上設置することを目指し、自然体験活動における組織の安全管理者
(リスクマネジャー)の認定制度を行っています。

【講習会内容】
※講習会内容は予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。
1.リスクマネジメント概論-2
2.リスクの究明
3.事故事例の研究-2
4.ヒューマンエラー-2
5.保険
6.安全管理体制-2
7.緊急事態への対応-2
8.アクションプラン作成  など 

【参加費】 27,000円(税込) ( 宿泊費・食事代別 )

【対 象】下記2つの条件を満たす指導者を対象としています。
(1)自然体験活動において概ね5年以上の実務経験を有するもの、
   またはCONEトレーナーを取得している者。
(2)CONE主催のリスクマネジメントディレクター養成研修会を受講し、
  「リスクマネジメントディレクター」の認定資格を取得している者。

【講習会開催日程】
◆1/27(火)〜28(水)≪23日(金)締切≫
講師:三好利和(日本アウトドアネットワーク 事務局長、
           NPO法人海に学ぶ体験活動協議会 代表理事)
   町頭隆児(有限会社オフィステラ 代表取締役)
   長谷川孝一(一般社団法人地球の楽校 代表)
   金山竜也(公益社団法人日本キャンプ協会 事務局長)
   佐藤初雄(NPO法人自然体験活動推進協議会 代表理事)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター (東京都渋谷区代々木神園町3-1)
申込・詳細: http://kokucheese.com/event/index/236201/


◆2/24(火)〜25(水)
講師:橋谷晃(木風舎 代表)
   町頭隆児(有限会社オフィステラ 代表取締役)
   北川健司(NPO法人川に学ぶ体験活動協議会 常任理事)
   片岡麻里(公益社団法人ガールスカウト日本連盟 事務局次長)
   小林孝之助(日本アウトドアネットワーク安全部会部員)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター (東京都渋谷区代々木神園町3-1)
申込・詳細: http://kokucheese.com/event/index/236205/


【主催・お問合せ先】
NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE)
TEL:03-6407-8240 FAX:03-6407-8241 E-mail:info@cone.jp

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* 平成26年度 CONEトレーナーの会のお知らせ
                 【1/26東京会場:18日(締切)】
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 今年度のCONEトレーナーの会(更新講習会)は、全国4か所で
開催する予定です。トレーナーの更新要件であるとともに、
トレーナー同士の交流の機会でもありますので、奮ってご参加ください。

【開催予定(日付順)】

◆地域:関東≪18日(日)締切≫
2015年1月26日(月)13:00〜17:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
※翌日よりリスクマネジャー養成研修会を開催します。

☆お申込みはこちら→ http://kokucheese.com/event/index/217762/

◆地域:関東
2015年2月23日(月)13:00〜17:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
※翌日よりリスクマネジャー養成研修会を開催します。

☆お申込みはこちら→ http://kokucheese.com/event/index/217766/


【お問合せ先】
 NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE/コーン)
 担当:土屋
 〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3−1
       国立オリンピック記念青少年総合センター内
 TEL:03-6407-8240 FAX:03-6407-8241
 E-mail:info@cone.jp
 ホームページ:http://www.cone.jp/

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*アウトドアチャレンジ 野外力検定 主任検定員養成研修会
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子どもたちが集まって、少しの時間とスペースがある。
そんなときは野外力検定会を開催してみませんか?
 
野外力検定は子どものうちにぜひ経験してほしい
野外技能や自然体験活動を検定というかたちで
チャレンジすることができるプログラムです。
 
自然を楽しむ知恵や野外技能を伝えるだけでなく、
検定のプログラム自体を全国どこでも変わらない信頼性の
高いものとするため、「野外力検定員」を養成していきます。
 
今回開催する主任検定員養成研修会に参加し申請いただくと
「野外力検定会」の開催・運営が可能となります。
 
【日 時】2015年1月30日(金)9:00〜17:00(受付開始8:30)
【会 場】国立オリンピック記念青少年総合センター
【定 員】20名
【参加費】5,000円
【対象】野外力検定「種目検定員」認定登録者
   
【申込・詳細】
http://cone.jp/2014/12/25/3331/
 
【問い合わせ先】
〒151-0052
東京都渋谷区代々木神園町3-1
国立オリンピック記念青少年総合センター内
NPO法人自然体験活動推進協議会 気付
アウトドアチャレンジ協議会
TEL:03-6407-8240 FAX:03-6407-8241
E-mail:odc@cone.jp

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*CONEリスクマネジメント基礎講座を2月〜3月に各地で開催いたします!
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自然体験活動指導者にとって、様々な危険を回避し、安全で楽しい活動を
提供することはとても重要です。しかし、現状では安全管理に対する認識が
不十分であり、水辺での活動中のケガや事故がゼロになることはありません。
そこで、自然体験活動を実施する指導者から一般の方々に対し安全への意識を
より一層高めるために座学と実技を組み合わせたリスクマネジメント講習会を
開催します。

この講習会では基本的な内容や実技をお伝えしますので、下記のような方に
おすすめです。

・野外での活動を実践し始めた指導者の方
・自分の子どもやボランティア活動の一環で子どもや大人たちと一緒に
 野外で活動をする予定がある方
・今後に指導者育成などに携わることが想定され、安全管理についての
 指導内容について知りたいと思っている経験豊富な指導者の方。

【募集対象】 自然体験活動指導者及び自然体験活動に興味関心のある18歳以上の方
【人数】各会場30人 ※最少催行人数:10名
【講習会内容】 
 1.リスクマネジメントの基礎知識
 2.潜在する危険のチェックポイント
 3.事故が起こった時のために 
 4.活動現場におけるリスクマネジメントなど
※講習会内容は予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。

【主催・お問合せ先】
NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE)
TEL:03-6407-8240 FAX:03-6407-8241
E-mail:info@cone.jp
   URL:http://www.cone.jp/

※この事業は、国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」の助成を
 受けて実施しています。

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◆お申し込みはこちらから:
 → http://kokucheese.com/event/index/247573/
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【開催日、会場】※開催日順に掲載しています。
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◆福岡会場
開催日時:2015年2月11日(水・祝)
会  場:北九州市立玄海青年の家

◆石川会場
開催日時:2015年2月15日(日)
会  場:NPO法人ガイア自然學校

◆東京会場
開催日時:2015年2月17日(火)
会  場:国立オリンピック記念青少年総合センター

◆千葉会場
開催日時:2015年2月22日(日)
会  場:千葉市生涯学習センター

◆長野会場
開催日時:2015年2月28日(土)
会  場:東御市総合福祉センター

◆埼玉会場
開催日時:2015年3月1日(日)
会  場:埼玉県県民総合活動センター

◆高知会場
開催日時:2015年3月7日(土)
会  場:高知市文化プラザかるぽーと高知市立中央公民館

◆北海道会場
開催日時:2015年3月15日(日)
会  場:札幌市産業振興センター


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◆お申し込みはこちらから:
 → http://kokucheese.com/event/index/247573/
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* ≪2/9-10開催≫CONEトレーナー養成会 参加者募集!
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 今年度最後のトレーナー養成会として、下記の通り開催することが
急遽決定致しました。トレーナーとして必要となる知識や技術を身につける
内容ですので、トレーナーを目指す方は是非ご参加ください!

 CONEトレーナーになるには、1泊2日の「養成会」に参加し、
その後OJT等により必要なカリキュラムを履修して、1泊2日の「認定会」で
合否の判定を行います。


<第2回トレーナー養成会>
【日 程】2015年2月9日(月)〜10日(火)
    ※1日目11:30受付開始/12:00開講、2日目16:30解散(予定)
【場 所】安藤百福記念自然体験活動指導者養成センター(長野県小諸市)
    cf. http://momofukucenter.jp/
【参加費】31,000円(税込/受講料・宿泊費・食費・保険料・資料代込み)
【定 員】20名(最少催行人員5名)
【受講要件】
 ・自然体験活動コーディネーターであること。
 ・自然体験活動コーディネーターとして、自然体験活動事業の
  企画管理運営の活動実績が30日以上あること。
 ・養成団体の代表の推薦を受け、推薦状を提出すること。ただし、
  参加しようとする者が養成団体の代表の場合は、他の養成団体の
  代表から推薦を受け、推薦状を提出すること。
【申込み】申込書をCONEホームページよりダウンロードし、必要事項をご記入の上、
     申込書はE-MAILで、推薦状は押印のうえ郵送下さい。
     ≪2015年2月2日(月)≫必着です。
  ※FAXまたは郵送でお送りいただいても結構です。
  ※申込書の直接請求をご希望の場合は、CONE事務局までご連絡下さい。

※「認定会」について、今年度の認定会は2015年2月7日〜8日開催を
 予定しております。よって、今回養成会を受講いただいたとしても、
 今年度においては認定会を受講いただくことは出来ず、次年度(2016年)以降から
 認定会を受講いただくことが可能となりますので、予めご了承ください。

<問い合わせ・申し込み>
NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE/コーン)
〒151-0052  東京都渋谷区代々木神園町3番1号
      国立オリンピック記念青少年総合センター内
TEL:03-6407-8240     FAX:03-6407-8241
E-MAIL:info@cone.jp
担当:土屋

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*≪好評につき第2回開催決定≫
 下記2つの研修会を同日開催
 ◇いまさら聞けない『野外活動の保険』の基礎
 ◇判例から学ぶリスクマネジメント(上級編)
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同日開催します!
今回も自然体験活動の安全管理に関わる下記の講習会を同日に開催します。
もちろん、どちらか一方のみの参加もできますので、ご希望の講習会に
ご参加ください。

◆いまさら聞けない『野外活動の保険』の基礎

◆判例から学ぶリスクマネジメント(上級編を今回初開催!)
 ※クライシスコミュニケーションを含む事故後の対応に焦点をあてます。

平成27年2月20日(金)の午前・午後に同日開催!
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟513号室
    (東京都渋谷区代々木神園町3-1)
    アクセス http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

※詳細・お申込みはこちらから: http://cone.jp/2014/08/19/2994/

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◆いまさら聞けない『野外活動の保険』の基礎
  平成27年2月20日(金)
  午前10時00分(受付開始9時30分) 〜 12時00分【2時間】
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野外活動を実施する場合には、保険加入は当たり前のこととして一般化していま
すが、
“意外にも”知っているようで知らないことが多いのが保険です。
そして、知らないままにしていたために、いざという場面に直面したその時に
「保険が適用されない」という事実を知ってあわてる場面が多いのも保険です。

あなたの組織は大丈夫でしょうか?

例えば、こんな疑問が頭に浮かんできたことはありませんか?
・野外で活動する際の保険にはどのようなものがあるだろうか?
・傷害保険と賠償責任保険の違いがよくわからない。
・靴ずれ、虫さされ、熱中症などは一般的な傷害保険では適用にならないことが
 あるというのは本当?そもそも自分たちが加入している保険はいざという時に
 ちゃんと対応できているのだろうか?
・自分たちの組織はボランティア団体なのだけれども、賠償責任保険って必要なの?
 傷害保険だけで十分なのではないだろうか?
・「保険をかけておけば安心」って本当?

熟達した野外活動の指導者でさえ、これらの疑問にきちんと答えられる人は
少ないようです。怪我や事故は「まさか!」の時に起きています。
「知ってるつもり」のままにしておくと、この「まさか!」の時に対応できません。
ここでしっかりと保険の知識を整理して、皆さんが利用している保険内容を
見直してみてください。

【主な内容(予定)】
1.野外活動になぜ保険が必要なのか?
2.傷害保険と賠償責任保険の基礎知識
3.野外活動に関わる各保険の特徴

※詳細・お申込みはこちらから: http://cone.jp/2014/08/19/2994/

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◆判例から学ぶリスクマネジメント(上級編を初開催!)
  平成27年2月20日(金)
  午後13時00分(受付開始12時30分) 〜 17時00分【4時間】
===================================
毎年、日本の各地で野外活動における事故が起きています。これらの事故は
それぞれ異なる環境のもとで起きているのですが、こういった事例を分析してみると
「事故は、繰り返し同じような原因で起きている」ことがわかります。
他で起きた事故は他人事として聞き流すのではなく、類似の事故を教訓に自分たちの
活動に活かしていくことが大切です。

 今回も野外活動の多くの事故にも対応されている弁護士を講師に迎え、
実際に起きた事故事例(判例)を活用しながら講習会を開催します。これまで
過去4回にわたり開催してきたこのシリーズでは事故が起きてしまった後の事例
(判例)をもとに、事故を起こさないための対策について学んできました。

 今回の上級編では重大な事故も含めた事故が起こってしまった後の対応に
焦点をあてます。事後が発生した際の対応に問題があると、その後の団体や
個人の活動に大きな影響を及ぼす場合もありますので、各関係との具体的な
対応方法について学びます。

【主な内容(予定)】
(1)クライシスコミュニケーションを含む事故後の対応
(被害者、社内、警察、旅行会社、保険代理店、弁護士、マスコミ、
 他関係組織などへの対応)
(2)事故後に適切に対応するために事前に知っておくべきこと
(3)事故事例分析
(4)コンプライアンス、など

※詳細・お申込みはこちらから: http://cone.jp/2014/08/19/2994/

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* 開催決定!≪2015年CONE全国フォーラムin白山≫
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https://www.facebook.com/coneishikawa

≪メインテーマ≫ 「だれでも・どこでも・自然人」

<開催日> 平成27年10月30日(金)〜11月1日(日)

<場 所> 石川県立白山青年の家(白山市八幡町)とその周辺

<開催目的>
 北陸新幹線開業と併せて白山近郊のジオパークを活用した自然体験を全国に
紹介するとともに、全国の自然体験指導者及び関係者が自然体験活動について
理解や体験を深める、それを地域の振興や活性化につないで行けるように
意見交換したい。
 開催後は石川だけでなく北陸の自然体験指導者団体個人が定期的に
ネットワーク交流できることを願っています。

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■□■      イベント・講習会等のお知らせ      ■□■
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1)
青少年体験活動AWAJIミーティング〜今、求められる冒険プログラムのあり方〜
≪3/2(月)〜3(火)会場:国立淡路青少年交流の家≫
                    <国立淡路青少年交流の家>
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今年度のテーマは
「今、求められる冒険プログラムのあり方」です。

全体会では、冒険プログラムの特集番組を制作したディレクター三丸真功氏、
その冒険プログラムを企画したNPO法人生涯学習サポート兵庫の榎本英樹氏、
冒険プログラムについて研究している鎌倉女子大学短期大学部講師の西島大祐氏の
3氏をお招きして、冒険プログラムにスポットを当てた鼎談をします。
現在、青少年が直面している課題や社会的なニーズ、活動の効果と
その重要性について各氏の立場からお話しいただきます。

また、分科会ではテーマごとに冒険プログラムを実践している団体からの
実践発表をおこない、「作り方」「広め方」「深め方」の視点で冒険プログラムについて、
ディスカッションを深めたいと思います。

ご関心のある方のご参加を心からお待ちしています!

■日  時:3月2日(月)13:00 〜3月3日(火)14:30
■会  場:国立淡路青少年交流の家(兵庫県南あわじ市)
■募集人数:青少年教育に関わる行政・学校教育・社会教育・青少年教育施設・
      民間団体関係者 50名(先着順)
■参加費:4,500円(食事代、シーツ代、湯茶代、保険代、情報交換会費)
■ゲスト:
三丸 真功 氏 番組制作会社ちゅるんカンパニー ディレクター
西島 大祐 氏 鎌倉女子大学短期大学部 初等教育学科 講師
榎本 英樹 氏  NPO法人生涯学習サポート兵庫 あそびクリエイター
伊野 亘   氏  国立妙高青少年交流の家 所長
内藤 勲   氏  ブログアドバイザー
■参加申込:2月12日(木)までに参加申込書をメールまたはFAXで送付するか、
      下記申込フォームより申し込みください。

(開催要項・参加申込書)http://awaji.niye.go.jp/hp/event/2015/01/#821
(申込フォーム)https://www.niye.go.jp/entry/app/event/apply/437

<お問い合わせ先>
国立淡路青少年交流の家(兵庫県南あわじ市)
Tel:0799-55-2696 E-mail:awaji26kikaku@niye.go.jp
担当:小延(このぶ)、下仲(しもなか)

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2)キャンプ指導者のためのリスクマネジメントセミナー
「キャンプの安全講座 安全に楽しいきゃんぷを提供するために」
                  <NPO法人東京都キャンプ協会>
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2015年度もキャンプ活動を予定されていると思いますが
この機会に、安全なキャンプ活動を実施するための講座を
受講してみましょう。
初日は、野外活動広場で実際の活動を通じた実践編です。
昼食作りも含めた講座になります。
2日めは、室内での実習も含めた講座になります。
事故事例から学んだり、集団指導における安全のポイントや
雨天プログラムの活用方法などの講座になります。
子ども会や児童館、学童クラブ、PTAのサマーキャンプの担当者の方は
ぜひご参加ください。
講師は日本キャンプ協会指導者が担当します
 
【事業名】 キャンプ指導者のためのリスクマネジメントセミナー
「キャンプの安全講座 安全に楽しいきゃんぷを提供するために」
【日程】 2015年1月24日(土)25日(日)2日間 1日のみの参加も可
【場所】 国立オリンピック記念青少年総合センター
【参加費】 2日間 6,000円(初日の昼食代含)
          宿泊希望者は別途費用必要
       24日のみ 4,000円(昼食代含)
       25日のみ 3,000円
【主催】 NPO法人東京都キャンプ協会
【詳細 申込】
http://www.camp-tokyo.org/event/risk-management/index.html
【問い合わせ先】
 
〒161-0032
東京都新宿区中落合2-21-11-2F
TEL/FAX03-6908-0499
info@mail.camp-tokyo.org

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3)
★2015年度 おいしい里山物語〈4月〜隔月実施〉
〜日帰りで楽しむ食育体験プログラム〜
★2015年度 里山のようちえん 〈年間コース・幼児〉
〜年間を通じて親子で体験する「命と自然」の学び場〜
                     <ホールアース自然学校>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*******************************************************
 
★2015年度 おいしい里山物語〈4月〜隔月実施〉
〜日帰りで楽しむ食育体験プログラム〜
 
*******************************************************
 
おいしいものを作り出す里山の名人が伝え手となり、
収穫体験や調理加工をする日帰りプログラム、それが「おいしい里山物語」。
 
環境に配慮したこだわりの食材を扱うパルシステム静岡さんと
一緒になって、「自然と人とのつながりを考え、環境保全につながる
“暮らし直し”のきっかけ作り」を共に行なっています。
 
ご家族ではもちろん、お一人でも気軽に参加できる食育プログラムです。
 
日程:2015年4月19日(日)〜2016年2月14日(日)計6回
   (1)4月19日(日)たけのこ掘り体験&筍料理
   (2)6月20日(土)アマゴのつかみ取り&塩焼き
   (3)8月30日(日)里山いきものクラブ〜番外編〜
   (4)10月18日(日)天然酵母のパン作り
   (5)12月6日(日)猟師と里山歩き&ジビエ料理
   (6)2月14日(日)自家製味噌作り
   
料金:大人3,500円、子ども2,500円/1回 
   ※パルシステム静岡会員価格あり
対象:3歳以上(2歳未満はご相談を)
 
☆4月からの募集は2月にはHPにて行う予定です。
☆現在、2月15日の自家製味噌作りを募集中です!

http://wens.gr.jp/individual/inaka/oisato_2.html
 
 
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★2015年度 里山のようちえん 〈年間コース・幼児〉
〜年間を通じて親子で体験する「命と自然」の学び場〜
 
http://wens.gr.jp/individual/kids_family/2015satoyou.html
 
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富士山で繰り広げられるホールアース自然学校流の森のようちえん、
「里山のようちえん」では、年間を通じた 畑と田んぼでの ワークを中心に、
親子と富士山の麓の里山での生活をつなげて楽しい食育プログラムと季節ごとの
体験プログラムを行っていきます。
 
日程:2015年5月16日(土)〜2016年3月20日(日)(隔月)
料金:年間大人81,000円、子ども51,300円
   (通年割引適用))
対象:3才以上未就学児と保護者 30名
 ※その他、詳細情報、お申込みはHPをご覧ください。

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4)
「田んぼの学校」フォーラム2015in東京 開催のお知らせ
【20日(火)締切です!】
                 <一社)地域環境資源センター>
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「田んぼの学校」フォーラム2015in東京を開催します!

すでに様々な方が取り組まれている「田んぼの学校」。
農村地域や日本社会そのものが変わっていく中でどう変化していけばよいのか?
“地域”に対して外の人がどう関わるのか、どう関われるのか、どうしたら
関わりたくなるのかなど、「田んぼの学校」からの可能性をみんなで考えます。

●「田んぼの学校」フォーラム2015in東京

開催日:平成27年1月22日(木)14:15〜16:50
会場:日比谷図書文化館4階スタジオプラス(小ホール)
   (東京都千代田区日比谷公園1−4)

プログラム:
  ●基調講演『「田んぼの学校」による“地域創成”の可能性』
   立教大学 教授 阿部治
  ●事例発表
   1.ファーム・インさぎ山 萩原さとみ
   2.JA尾道市環境農業研究会、世羅・御調の自然史研究会 延安勇
  ●全体討論
   「えんたくん」を使った全員参加型討論会

参加費:無料
定員:50名(事前申込制・先着順)

※フォーラム終了後、同会場地下1階ライブラリーダイニングにて
 情報交換会を予定しています。会費制3000円。

応募方法および詳細については、下記のURLからご覧ください。
http://www.tanbonogakko.net/info/detail.php?key=20141222190012&category=event

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5)
「野外教育指導者養成講習会
 〜アウトドアでのナヴィゲーションとリスクマネジメント〜」
                <静岡県立朝霧野外活動センター>
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野外教育指導者に求められる、【地図・ナヴィゲーションスキル】、
【野外教育現場における安全管理】について体験的に学ぶ講座です。
富士山西麓「朝霧高原」の豊かなフィールドで、一流の講師陣による
実践的な講習となります。

日時 2月6日(金)13時受付〜8日(日)15時解散 2泊3日
会場 静岡県立朝霧野外活動センター(静岡県富士宮市根原1番地)
参加費 7000円(部分参加も可能です。詳しくはお問い合わせください)

静岡県立朝霧野外活動センター
〒418-0101 静岡県富士宮市根原1番地
TEL:0544-52-0321 FAX:0544-52-0320
HP:http://asagiri.camping.or.jp/index.html

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6) 野外活動・体験活動 指導者向けセミナー
  「安全管理マニュアルを見直そう!」のご案内
         <プラムネット株式会社 アウトドア共育事業部>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本セミナーでは、スタッフ育成にも役立つ 事故を未然に防ぐ
「リスクマネジメントの基本」をベースに、指導者の過失や
注意義務とも関連づけられた「安全管理マニュアル」の作成
プロセスを学べます。

春からの本格的なアウトドアシーズンを前に、今一度 貴団体の
安全管理マニュアルを見直してみませんか?

アクセスのよい横浜で、少人数によるきめ細かなセミナーを
開講いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております!

◎ セミナー概要
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■期 日■
 第1回:平成27年1月24日(土)   10:30〜16:30
 第2回:平成27年2月11日(水・祝) 10:30〜16:30

 ※両日とも同じ内容で開催します。いずれか
  ご都合のよい期日をお選びの上、お申し込みください。

■会 場■
 プラムネット株式会社 セミナースペース
 〒221-0844
 神奈川県横浜市神奈川区沢渡1-2 菱興高島台第3ビル4F
 (会場アクセス:JR 横浜駅西口より徒歩 約10分)

■対象者■
 野外活動や体験的な活動を提供する団体・組織の
 代表者や現場責任者、リーダー、ボランティア
 その他 興味関心のある方

■定 員■
 各回 10名 (最小催行人数3名) ※先着順に受付

■受講費■
 7,700円(税込:8,300円)

■申込締切■
 第1回1/24開催分 … 平成 27年 1月20日(火)
 第2回2/11開催分 … 平成 27年 2月 5日(木)

◎ セミナー詳細・お申し込み URL
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 1/24(土)開催分: http://www.fieday.net/ac/?p=449
 2/11(水・祝)開催分: http://www.fieday.net/ac/?p=575

◎ お問い合わせ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 プラムネット株式会社 アウトドア共育事業部
 TEL:045-312-6016 担当: 渡辺
 ★facebookでも、セミナーに関する最新情報を発信しています。
  https://www.facebook.com/fieday.net

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7) <地球環境基金助成事業>
   第5回立教ESD研究所×キープ協会の環境教育基礎講座
   『企業と生物多様性保全』
                      <公財)キープ協会>
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今年度全3回(第4〜6回)のテーマは「企業と環境教育」です。
環境教育やESD(持続可能な開発のための教育)で
大切にされている「協働」について、ゲストの講演と
参加者同士のディスカッションにより考えていきます。

【日 時】 2015年1月26日(月) 18:30〜20:30
                          (20:30〜21:00 交流会あり)
【場 所】 立教大学太刀川記念館多目的ホール
【講 師】
   石原博(話題提供) 経団連自然保護協議会・企画部会長
   湊秋作(話題提供) 関西学院大学教育学部教授/
                                     キープ協会やまねミュージアム館長
   阿部治(基調スピーチ) 立教大学・大学院教授/
                立教大学ESD研究所所長 
   増田直広(ファシリテーター) 
     公益財団法人キープ協会環境教育事業部事業部長
【参加費】 無料
【対 象】 環境教育に関心のある人(社会人、学生)

*その他詳細、お申し込み方法に関しましては、
下記URLをご参照ください。
http://www.keep.or.jp/about/kankyo/rikkyoesd.php

■お問い合わせ先
公益財団法人キープ協会 環境教育事業部
キープ・フォレスターズスクール
担当:佐藤(さとう)、小野(おの)、増田(ますだ)
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545
TEL:0551-48-3795 FAX:0551-48-3228
  E-mail:forester@keep.or.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8)「第13回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」
      表彰式・講演会に200名様ご招待
          <公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

安藤スポーツ・食文化振興財団では、トム・ソーヤースクール企画コンテストの
表彰式ならびに講演会(ゲスト 荻原 健司さん)を開催いたします。
みなさまの参加申込みをお待ちしております。

日時:2015年1月31日(土)13時〜15時30分
会場:カップヌードルミュージアム(神奈川県横浜市)
内容:表彰式、受賞団体からの報告
   講演会 ゲスト 荻原健司さん
(スキーノルディック複合 五輪金メダリスト / 前参議院議員)
   テーマ「ふるさとの雪山からオリンピックへ」

参加費:無料(要事前申込)
応募〆切:2015年1月20日(火)
応募方法および詳細については、下記のURLからご覧ください。
http://www.shizen-taiken.com

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9)
(1)【アウトワード・バウンド/スノープロジェクト】
  オール・タイム・スノー・キャンプ3日間
(2)【冒険教育指導者育成プログラム】
  ジャパン・アドベンチャー・リーダーシップ・トレーニング73日間
      <公益財団法人日本アウトワード・バウンド協会 長野校>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(1)【アウトワード・バウンド/スノープロジェクト】
  オール・タイム・スノー・キャンプ3日間

白銀の雪原で3日間を過ごします。
水道もガスも電気もない雪原の中で
どんな風に過ごすかはすべて自分次第です。
1日目は仲間たちと皆で過ごし、
2日目以降は一人(ソロ)で過ごします。
雪上でしか味わえない自然の姿、
自分で工夫しながら暮らしの場を創っていくという
厳しくも愉しい本来のキャンプを味わいに来てください。

【日程】
1) 2015年2月 6日(金) 〜2月8日(日)
2) 2015年2月27日(金) 〜3月1日(日)

【会場】
日本アウトワード・バウンド協会長野校(長野県北安曇郡小谷村)

【対象】
18歳以上(20歳未満の方は保護者の同意が必要)

【参加費】
50,000円(税込)
コース中の食材費、宿泊関連費、交通費、装備費、指導料、保険料を含む。

【申込締切日】
1) 2015年1月27日 
2) 2015年2月17日

**********************
(2)【冒険教育指導者育成プログラム】
  ジャパン・アドベンチャー・リーダーシップ・トレーニング(JALT)73日間

日本で冒険教育を実践する指導者育成プログラム、
通称JALT(ジャルト)です。
冒険教育プログラムの本質を体験し、
プログラムを安全かつ効果的に提供できる指導者を目指します。
具体的には、ロッククライミング、沢登り、カヤック、登山遠征、
野外救急法等、自然の中でダイナミックな活動を提供するためのハードスキル。
人の気づきを促し成長を援助していくためのソフトスキル、
そしてリスクマネジメントやリーダーとしての視点など、
基礎を学び実践していく73日間です。
本格的な冒険教育の真髄を、基礎から学びたい方はぜひともご参加ください。

【日程】
2015年5月3日(日)〜7月14日(火)

【会場】
日本アウトワード・バウンド協会長野校(長野県北安曇郡小谷村)
および北アルプス周辺域、一部プログラムで富士山・丹沢エリア

【対象】
18歳以上の健康な方(20歳未満の方は保護者の同意が必要)

【参加費】
831,600円(消費税込)
*指導料、期間中の宿泊関連費、食材費(休養日の昼食を除く)、
施設使用料、国内旅行保険料、コース中の移動交通費等が含まれています。

【申込締切日】
2015年4月19日
*定員8名先着順


**********************
【申し込み・お問い合わせ】
公益財団法人日本アウトワード・バウンド協会 長野校
http://www.obs-japan.org/
Email: info@obs-japan.org
電話: 025-557-2211

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10)
(1) 自然学校の若手職員のための
 『自然学校的コミュニケーションの基礎が身につく新入職員研修』
  〜書く・話す・まとめるをとことん鍛える3日間〜
(2) ─ 職業として自然学校指導者を目指す日本で唯一の講座 ─
  2015年度 第16期自然学校指導者養成講座 申込受付中
(3) ─海外のロングトレイルを考える─
  第2回ロングトレイルシンポジウム開催のお知らせ
         <安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター>
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(1) 自然学校の若手職員のための
 『自然学校的コミュニケーションの基礎が身につく新入職員研修』
  〜書く・話す・まとめるをとことん鍛える3日間〜

京都会場(3月・12,000円※宿泊食費込み)募集中
※12/21現在 東京会場は満員になりました。

≪詳細≫
http://www.momofukucenter.jp/schedule/workshop_schedule/1606.html

主催:安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター
共催:公益社団法人日本環境教育フォーラム

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(2) ─ 職業として自然学校指導者を目指す日本で唯一の講座 ─
  2015年度 第16期自然学校指導者養成講座 申込受付中

<受付期間 2014年12月1日〜2015年2月1日>

■最新情報 ≪動画配信中『修了生への特別インタビュー』≫
 修了したてほやほやの、第15期受講生たちへインタビューを行いました!
 9か月過ごしてきたからこそ言える、貴重なコメントをぜひご覧ください。
 受講を検討されている方、必見です!(※PC視聴)
 http://www.ustream.tv/recorded/56710309

■最終説明会を以下の日程で行います
 日時:2015年1月14日(水)19時15分〜20時30分
 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
    センター棟305(要事前予約)

≪フェイスブックページから学びの様子が見られます≫
 https://www.facebook.com/pronatureschool
≪講座についての詳細≫
 http://www.momofukucenter.jp/schedule/workshop_schedule/1542.html

主催:安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター
共催:公益社団法人日本環境教育フォーラム

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(3) ─海外のロングトレイルを考える─
  第2回ロングトレイルシンポジウム開催のお知らせ

≪安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター共催事業≫

日 時:2014年2月21日(土) 13時30分〜17時30分
    22日はエクスカーション(トレイル体験)9時〜12時
 会 場:安藤百福センター(長野県小諸市大久保1100)
 定 員:100名※定員になり次第〆切
 参加費:無料 懇親会3,500円 ※要予約

ロングトレイルの国内外最新情報が盛りだくさんの充実したプログラムは、
下記のページをご覧ください 
 http://www.momofukucenter.jp/schedule/workshop_schedule/1733.html

主 催:日本ロングトレイル協議会
共 催:公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団
          安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター 
  NPO法人アウトドアライフデザイン開発機構 (予定)
後 援:観光庁 長野県 長野県教育委員会 小諸市 小諸市教育委員会(予定)
ロングトレイル協議会特別協賛:ミズノ株式会社 

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■□■    。

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NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE)
http://cone.jp
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3番1号
      国立オリンピック記念青少年総合センター内
TEL: 03−6407−8240 FAX: 03−6407−8241
info@cone.jp
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【CONEグッズ販売中!!】http://www.cone.jp
◇販売商品
*書籍(50冊以上のまとめ買いで送料無料!)
1.「自然体験活動指導者 安全管理ハンドブック」
2.「指導者評価ハンドブック」
3.「自然学校をつくろう」岡島成行著
4.「希望のキャンプ-ふくしまキッズ夏季林間学校-」
5.「まさか!の時の生き残り塾」

*CONE ロゴシール

◇お問い合わせ・ご注文方法
 CONE事務局(E-mail info@cone.jp)までご連絡下さい。
 1、氏名と指導者ID又は団体名と担当者氏名
 2、お電話番号
 3、お送り先ご住所
 4、商品名とご購入数
   ※当協議会では、「ハンドブック」を計2冊扱っております。
    書籍をご注文いただく際はお手数ですが、購入いただく
    書籍名称を必ずご記入下さい。
<ご注文・問合せ先>
 NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE/コーン)
【 住 所 】 〒151-0052
        東京都渋谷区代々木神園町3番1号
        国立オリンピック記念青少年総合センター内
【電話番号】 03−6407−8240
【FAX番号 】 03−6407−8241
【 E-mail 】 info@cone.jp
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◎CONE自然体験活動メールマガジン
  のバックナンバー・配信停止はこちら
http://archive.mag2.com/0000201285/index.html

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        ・急募!樹木調査アルバイト募集のお知らせ

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 ※以下は、当研究所の通信講座テキストの作成や、現場研修会を担当してくださって
いる石川啓吾氏からのお知らせです。


調査内容:成田空港の防音堤の樹林間伐のための約13,000本の現存有無、番号札設置、
     幹周計測などを行います。

     特に樹木の識別ができなくても可であるが、できる方から優先します。

     出てくる樹種は、スギ、ヒノキ、クスノキ、シラカシ、タブノキ、
     マテバシイ、ヤマハンノキ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤマモミジ、
     その他実生樹木(アカメガシワ、ヤマハギ、クマノミズキ、クロマツ、
     ニセアカシア、ヌルデ、ネムノキ、ヤマグワなど)です。
     大半は、スギ、ヒノキ、シラカシ、マテバシイ、ヤマハンノキの5種
 
日  程:10月9〜10日、14〜16日、20〜21日、29〜31日、11月未定
     このうち、1回以上参加できる方、宿泊できる方
     (人が集まらない場合は日帰りの可能性もあり)
     毎回成田の空港第2ビル駅に8:00に集合できる方。
 
アルバイト代:日給8,000円
       (宿泊料、交通費、食費は別途支給します。したがって、交通費の
        立替のみ必要となります。)
       アルバイト代は最終回後、1週間程度で振り込みます。
 
応募方法:成田空港内調査のため、警備上あらかじめ調査者の名簿を提出する必要が 
     あるので【氏名、現住所、年齢、電話番号、本籍、血液型】を石川まで、
     電話、FAX、メールのいずれかの方法でお知らせください。
     また、樹木の識別がどのくらいできるかについてもお知らせ下さい。
    ※ご不明な点などございましたら、それについても石川までご連絡下さい。

応 募 先:石川啓吾 石川生態環境計画 代表
          芦川グリーンロッジ管理人
     携帯電話 090-3519-1674  自宅電話 055-298-5021
     芦川グリーンロッジ 055-298-2081
          mail:ieepo-ishikawa@hat.hi-ho.ne.jp


ご応募お待ちしております!

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人と自然の研究所「ビオトープ管理者養成通信講座」

〒150-0047東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
TEL 03-5465-2927 (平日10:00〜18:00)
FAX 03-5465-2939 (24時間受け付け)
URL http://www.bio-inste.com
E-mail bio@bio-inste.com
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        ・野生動物レスキューセミナー のご案内

    ***********************************************************


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          '08東京/野生動物レスキューセミナー
        〜あなたもバードレスキューの知識と技術を〜
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野生動物の救護や治療に関して、業界の第一人者である獣医師・森田正治先生が、
ビオトープを学ぶみなさんに特別講座を開催してくださることになりました。

私たちの日常生活の中で、怪我をした野生動物で一番遭遇する確率が高いのが
野鳥です。そんな傷を負った鳥に出会わせた時に、正しい鳥獣救護の考え方を
もって適切に対処し、無事に野生復帰させるための知識と技術を学べるのが、
今回の野生動物レスキューセミナーです。

この講義を受けてバードレスキューのメンバーとなった人が全国に増えれば、
油汚染事故などが起きた際にも、油まみれで苦しむ沢山の鳥たちの命を救える
ことでしょう。

あなたも傷ついた鳥たちの命を守るバードレスキューとして活躍してみませんか。



日  時:2008年11月16日(日)  9:30〜17:30

講義内容:1,「野生動物保護概論」
     2,「鳥のからだ」
     3,「初期の手当て」
     4,「ケアから野生復帰まで」
     5,「野生動物保護の法律」
     6, 鳥の遺体を使っての実習

受 講 料:12,000円(学生10,000円)

定  員:12名

会  場:人と自然の研究所 2Fセミナールーム
     〒150-0047 東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
     http://www.bio-inste.com/profile.htm#access

持  物:白衣(無ければ作業着等でも可)、筆記用具

懇 親 会:セミナー終了後(希望者のみ。飲み物等は実費。当日のご連絡で可)

申し込み:人と自然の研究所まで、
     【住所・氏名・年齢・電話番号・職業(学生は学部学科まで)】
     をご連絡下さい。手続きについて追ってご連絡いたします。

締め切り:10月31日(金)
     ※定員になり次第締め切らせていただきます

講  師:森田正治
     森田動物病院 院長
     NPO法人 道東動物・自然研究所 理事長
     附属:道東野生動物保護センター長

主  催:人と自然の研究所 (有)カルティベイトカンパニー
     〒150-0047 東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
     TEL 03-5465-2927  FAX 03-5465-2939
          Mail bio@bio-inste.com


お申し込みお待ちしております!

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人と自然の研究所「ビオトープ管理者養成通信講座」

〒150-0047東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
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FAX 03-5465-2939 (24時間受け付け)
URL http://www.bio-inste.com
E-mail bio@bio-inste.com
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                        人と自然の研究所メールマガジン

                ■□■   ビオトープって何だ!   ■□■

                                    NO.46
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                 ■□■━━ 消える秋の七草 ━━■□■


 最近は朝晩もだいぶ冷え込み、もう秋の気配が漂っていますね。
夕方にもなるときれいな虫の音が聴こえてきます。


 さて、突然ですが、みなさん秋の七草を全て知っていますか?

 七草といえば、有名なのは春の七草。「セリ、ナズナ、オギョウ、ハコベラ、
ホトケノザ、スズナ、スズシロこれぞ七草」なんていいますよね。これらは
1月7日に無病息災を願って七草粥として食べたりする、いわば食用の植物です。

 では、秋の七草はどうでしょう?挙げていくと、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、
オミナエシ、フジバカマ、キキョウが秋の七草と呼ばれる植物です。これらは春の
それとは違い、特に食用にする植物ではありません。それよりも、秋にひっそりと
咲くその姿を観賞し、秋の訪れを楽しむことができる植物が秋の七草となっています。


 昔、山上憶良が万葉集で詠んだ以下の二首がその由来と言われています。

「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

尾花はススキ、瞿麦(クバク)はカワラナデシコ、女郎花はオミナエシ、朝貌は諸説
ありますが、一般的にはキキョウという説が有力です。このように、万葉集にも詠われ
た秋の七草は、昔から人々に親しまれ、馴染み深い植物だったに違いありません。


 しかし、そんな秋の七草も、今は色々な問題を抱えています。

ススキ
→昔は茅葺屋根の材料、家畜のエサなどとして必要だったため、それを育てるための
茅場という場所があり、地名にも残っているくらいです。しかし、今はその需要が
少ないために放置され、茅場は遷移して雑木林になるなどして減っています。それに
よって、茅場をビオトープとしていたカヤネズミなどは、近年かなりその姿を減らし
ています。
 
キキョウ、フジバカマ
→これらは今や、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧二類に指定されているくら
い減少しています。フジバカマは河川敷によく見られましたが、河川開発などで河川
が氾濫することがなくなり、肥沃で水分の多い場所が少なくなったためにその数が
減りました。キキョウは、生育場所である草地が管理されなくなって藪になったり、
開発されたことによって場所自体が減少したことで絶滅の危機に瀕しています。

ナデシコ
→秋の七草として詠われているナデシコの本来の種名はカワラナデシコ。環境省指定の
絶滅危惧種とはなっていないものの、園芸用として採取されたり、開発などにより
生育地を奪われ、その数を減らしています。

クズ
→生長が早く強いため、他の七草と違いその生育地は逆に増えています。また、庭園
装飾用や家畜の飼料用としてアメリカに渡ると、その有用性から広く利用されまし
たが、広がりすぎて今ではデビル・バイン(悪魔の蔓)と呼ばれるほど恐れられた
外来種になってしまっています。IUCN(国際自然保護連合)の定める世界の外来侵入
種ワースト100にも名前が並んでいるほどです。

 こうやって見ていくと、人間が昔の生活から現代の生活に変わったことで、秋の
七草を初め多くの生物に多大なる影響を与えているということが分かります。
逆を言えば、これまでは人と生物が密接に繋がり、うまくバランスをとって一緒に
生きてきたということです。

 しかし、生物がどのようにして生きているか、生物の視点で見ることができなく
なった今の多くの人間は、たやすく自然を破壊し、何の気なしにバランスを崩して
いるのです。


 このままいくと、キキョウやフジバカマの100年後の絶滅確率はほぼ100%と言われ
ています。秋の七草が幻の七草にならないためにも、千年前の歌人の気持ちになって、
まずはその美しさを実際に見て楽しんでみてはいかがでしょうか。七草だけでなく、
虫の音や季節の移ろいなど、千年前から変らない自然の魅力もまだまだ残っている
はずです。時間をかけてゆっくり味わって、歌を詠ってみるのもいいかもしれません。
そうすれば、色々な生物の気持ちも分かってくるのではないでしょうか。



─────────────●information1●─────────────

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ものにする」という考えの下、水を汚さない「アンナトゥモール」の石けんや
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由来成分100%なので肌にやさしく、排水は川や海を汚さず完全に生分解する
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 「地域の自然生態系を守り、取り戻すビオトープ事業・自然再生事業を
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 与えられる資格」とされています。
  
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●ビオトープ管理士は、環境省の入札参加資格審査申請における有資格者
として指定されているほか、国土交通省、農林水産省、宮城県、長野県、
岐阜県、京都府 をはじめ各地の行政機関で業務入札の際の要件などとし
て活用されています。また、三重県や茨城県では施設の職員の採用条件、
最近では埼玉県などのように指定管理者の選定理由、民間でも企業の
採用条件や社会貢献活動の実務者育成のために活用されるケースも増え
ており今後ますます活躍が期待されてきています。

詳細は(財)日本生態系協会 http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/
へご確認ください。
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しどういん徒然草 
2008年8月22日第42号
発行部数3,475部

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みなさん、こんにちは。教育普及部・本間慶子です。

このメールマガジンは、NACS-J自然観察指導員のみな
さんにお送りしています。

---目次-------------------------------
▼指導員のみなさんからのおたより
▼教育普及部からのお知らせ
(1)「自然しらべ カマキリをさがせ!」
   観察記録を受付中!
(2)まだ間に合います。リスクマネジメント
   研修会・お申し込み受付中!
▼こんなイベントにでかけてみませんか?
--------------------------------------
こちら茅場町は、昨夜の雨からぐっと涼しくなりまし
た。みなさんいかがお過ごしでしょうか?


指導員のみなさんからのおたよりです。

●残暑お見舞い申し上げます。奈良県の尾上です。私
は川上村にある「森と水の源流館」というところにい
ます。
村は、明治の頃から受け継がれる吉野林業のメッカで
す。村内には目を見はるほどの立派なスギやヒノキの
人工林、また手つかずのまま残された自然林もありま
す。村では、これらを「吉野川源流−水源地の森」と
名づけて守っています。吉野地方でも、いま林業・林
産業は苦戦中といわれます。確かに流通や循環の観点
から、どうすれば吉野林業が復活できるか、というこ
とはわれわれ素人が易々と口にできる問題ではないよ
うに思いますし、とても大きな課題だと思っています。
ただひとつ、私の視点で昨今感じていることは、この
地が、この山や森が、環境学習の場として注目されは
じめていることです。いわゆる「森林環境教育」とい
うものです。県が環境税を取るようになったこともあ
り、なおさら注目されています。そんな中で「森林環
境教育」って何だろう?今までと違って何か特別なこ
とをしないといけないのだろうか?とすっきりしない
気持ちにかられることも増えました。
試行錯誤をしていますが、私たち村で暮らすものの視
点で、現状を伝え、自然のしくみを知ってもらうこと
が私たちの役目ではないかと思いながら、様々な形で
取り組みをしていきたいと考えています。

*尾上さんは、昨年から「森林環境教育」を考えるシ
ンポジウムを開かれており、今年も8月27日に奈良県
橿原市で行われるそうです。
http://c.forcast.ne.jp/c/aldIaapBdjiVgvab


つぎは、教育普及部からのお知らせです。

(1)「自然しらべ カマキリをさがせ!」観察記録
を受付中!

今年のカマキリ。監修者の岡田正哉先生と学術協力者
の槐真史さんのお話では、この夏は、例年より成虫に
なる時期が少し遅いようです。そこで、データ集計を
始める9月以降でも観察記録をお受けしますので、ふ
るってご参加ください。
それでも、そろそろ各地で成虫が見られるようになっ
てきました。NACS-Jカマキリしらべwebサイト内のブ
ログで、そうした近況をご紹介していますので、ぜひ
情報をチェックしてから、カマキリさがしにお出かけ
ください。
観察記録をインターネットでお寄せくださる方は、こ
ちらの投稿フォームから。
http://c.forcast.ne.jp/c/aldIaapBdjiVgvac
郵送の方は、NACS-J事務局まで。
指導員の皆さんからの情報をお待ちしています!


(2)まだ間に合います。リスクマネジメント研修会
お申し込み受付中!

観察会でスズメバチに刺されてしまった、川遊びの最
中の突然の増水と・・・今夏も各地で自然の中での事
故が起こっています。リーダーの少しの配慮や早い判
断で回避できる例も多くありません。今回の研修会で
は、危険予察から救急・救護法、観察会の開催まで、
現場で即活かせるリスクマネジメントを紹介します。
主催:NACS-J・愛知県/日時:9月13日(土)12:00〜
14日(日)12:00/場所:犬山国際ユースホステル(愛
知県犬山市)/定員:40名/参加費(予定):1万円(1
泊3食、テキスト代込み)/講師:佐藤仁志氏(NACS-J
講習会講師)ほか/お申し込みは今月末まで。
お申し込み先・お問い合わせ先:教育普及部
TEL:03-3553-4105 詳細はこちら。
http://c.forcast.ne.jp/c/aldIaapBdjiVgvad

▼こんなイベントにでかけてみませんか?
NACS-Jでは各地の観察会情報・イベント情報をHPに
掲載しています。近々開催されるものには、主に次の
ような催しがあります。いつもとはちょっとちがうフ
ィールドをみてみませんか?

昆虫のことを考えるには…群馬●くらしの中の昆虫展
〜8/31(日)@ぐんま昆虫の森、千葉●大昆虫展 〜8
/31(日)@千葉県立中央博物館、島根●エビ・カニ大
図鑑 〜9/1(月)@出雲市
干潟のことを考えるには…福岡●和白干潟の自然観察
ガイド 8/31(日)11:00〜18:00
川のことを考えるには…岐阜●長良川DAY2008 9/6
(土)〜7(日)@ふくべの里粥川バンガロー村、大阪
●国際シンポジウム 9/12(金)@エルおおさか

その他の情報はこちらから。
http://c.forcast.ne.jp/c/aldIaapBdjiVgvae


◆しどういん徒然草へのおたより・感想・ご意見は、
件名「おたより」、送り先fieldnote@nacsj.or.jp
でお願いします。アドレス変更のお知らせもこちらに
お送りください(旧アドレスをお書き添えいただけま
すと助かります)。
◆このメールマガジンは、メールアドレスを教えてい
ただいた自然観察指導員のみなさんにお送りしていま
す。送付が不要の場合には、お手数ですが下記までご
連絡ください。すぐに止めさせていただきます。
◆これまでのしどういん徒然草は、次のページからご
覧いただけます。
http://c.forcast.ne.jp/c/aldIaapBdjiVgvaf
◆しどういん徒然草の転載・転記は大歓迎です。

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(財)日本自然保護協会(NACS-J)教育普及部
〒104-0033東京都中央区新川1-16-10ミトヨビル2F
tel.03-3553-4105 fax.03-3553-0139
fieldnote@nacsj.or.jp
    -------------------

しどういん徒然草 
2008年8月1日第41号
発行部数3,475部

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みなさん、こんにちは。教育普及部・本間慶子です。

このメールマガジンは、NACS-J自然観察指導員のみな
さんにお送りしています。

---目次-------------------------------
▼指導員のみなさんからのおたより
▼教育普及部からのお知らせ
(1)カマキリ情報募集中!
(2)指導員講習会・後半戦、はじまります。
(3)あなたの観察会は大丈夫?
〜リスクマネジメント研修会・開催のお知らせ〜
--------------------------------------
今日から8月。暑い日が続いておりますが、みなさん
いかがお過ごしでしょうか?


指導員のみなさんからのおたよりです。

前号でお知らせした熊本県での「荒瀬ダムを考える学
習会」に、スタッフとして参加された熊本の篠原さん
からおたよりをいただきました。

●自然観察くまもとの篠原です。学習会、翌日の干潟
観察会とも盛会でよかったです。
学習会では、ダムができてから川や人々の生活が変化
したことや、冬季にダムを開放して干潟に砂地が増え
たことや赤潮の発生が少なくなったことをききました。
53年前、荒瀬ダム、球磨川で起こったことが今、諫早
湾で行われています。その教訓が生かされずに 諫早
の問題が起こっています。
私は学習会の翌日、自然観察くまもとの仲間二人と川
辺川を守る活動をされているつるさんと、NACS-J大野
さん、東京からこられた新聞記者の方と、球磨川をさ
かのぼり荒瀬ダム、瀬戸石ダム、川辺川ダム建設予定
地などを見に行きました。つるさんの話を聞きながら
球磨川を見ると、川が悲鳴を上げて泣いているようで
した。美しい水といわれる川辺川も、かつてに比べる
と確実に透明度が落ちていると思います。ダム建設予
定地の五木村頭地の様子も、真新しい中学校の建物を
見て悲しいものを感じました。自然を守るとともに、
取り戻す自然の取り組みも必要な時代に来ていること
を実感しました。みんなに見せたい球磨川・川辺川、
みんなに聞かせたいつるさんの話でした。

*盛夏を迎えた川辺川では、親子で川遊びをする姿、
本流の球磨川では歓声をあげて急流を下る川船やラフ
ティング、炎天下の干潟観察会、響きわたる指導員の
田畑清霧さんの声と子どもたちの泥まみれになりカニ
を追う姿・・・・。これを分断してきた荒瀬ダムは、
人影なく生きものの気配もなく、アオコの臭いが漂う
ばかり。荒瀬ダムの撤去、川辺川ダム計画の断念、地
域の人たちが描いていた「海・川・人のにぎわいを取
り戻す」夢が今、岐路にたたされ正念場です。
(保護プロジェクト部・大野)



つぎは、教育普及部からのお知らせです。

(1)カマキリ情報募集中!
7月1日からスタートした「自然しらべ カマキリをさ
がせ!」に、少しずつ観察記録やおたよりが届き始め
ています。今回は、成虫のカマキリを対象にしていま
す。
shirabe2008@nacsj.or.jpまでお問い合せをいただけ
れば、調査マニュアルを必要部数お送りしますので、
あなたの自然観察会で、ぜひカマキリさがしにトライ
してみてください!
なお、皆さんが参加されているWebのコミュニティペ
ージなどで、自然しらべへの参加を呼びかけていただ
けないでしょうか。以下に告知文を添付しましたので
より多くの観察記録が集まるよう、ご協力をよろしく
お願いいたします。

========================
NACS-J全国一斉自然観察企画
「自然しらべ2008 夏休み カマキリをさがせ!」
に参加しよう。
日本初のカマキリ全国一斉調査です。
========================
日本自然保護協会では、身近な自然で全国で同時期に
同じものを観察する「NACS-J自然しらべ」を実施して
います。今年のテーマは「カマキリ」。カマキリをと
おして日本の自然のようすをさぐりたいと考えていま
す。
参加方法は、調査マニュアルとカメラを片手にカマキ
リの成虫をさがし、写真と調査票を送るだけ。楽しく
カマキリの観察をしながら、生物多様性、生きものを
みることの面白さや自然を守る大切さを考えてみまし
ょう。
◆「調査マニュアル」のダウンロードは、こちらから。
http://c.forcast.ne.jp/c/akqVaapLnQ3N5Sab
キッズgoo 
http://c.forcast.ne.jp/c/akqVaapLnQ3N5Sac
◆資料請求等のお問い合せはこちら。
shirabe2008@nacsj.or.jp


*私・本間も、今月半ばに地元で観察会「カマキリを
さがせ!」を行います。どんなふうに観察会を展開し
ようか、メンバーと相談中です。みなさんの観察会は
どんなふうに展開されていますか?ぜひ、アイディア
を教えてください。


(2)指導員講習会・後半戦、はじまります。
今年も多くの方々が指導員として地域で活動を始めら
れています。7月までに6回開催し、後半は8月末の417
回福島県から、島根県、青森県・・・と続きます。現
在、秋の講習会の参加申込みを受け付けています。お
知り合いや観察会の参加者で興味をお持ちの方がいら
したら、ぜひお誘いください。
http://c.forcast.ne.jp/c/akqVaapLnQ3N5Sad


(3)あなたの観察会は大丈夫?
〜リスクマネジメント研修会・開催のお知らせ〜
リスクマネジメントは、野外で活動する指導員として
身につけておきたいもの。危険予察から救急・救護法、
観察会の開催まで、現場で即活かせるリスクマネジメ
ントを紹介します。
主催:NACS-J・愛知県/日時:9月13日(土)12:00〜14
日(日)12:00/場所:犬山国際ユースホステル(愛知
県犬山市)/定員:40名/参加費(予定):1万円(1泊
3食、テキスト代込み)/講師:佐藤仁志氏(NACS-J講
習会講師)ほか
問い合わせ先:教育普及部TEL:03-3553-4105
詳細はこちら。
http://c.forcast.ne.jp/c/akqVaapLnQ3N5Sae

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しどういん徒然草 
2008年7月8日第40号
発行部数3,391部

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みなさん、こんにちは。教育普及部・本間慶子です。

このメールマガジンは、NACS-J自然観察指導員のみな
さんにお送りしています。

---目次-------------------------------
▼自然保護の最前線・NACS-J大野より
(1)あなたの1クリックが諫早湾を救う!
(2)ゆれています!熊本・荒瀬ダム
(3)知らないとこわいカエルツボカビ症
〜勉強会開催と解説チラシ配布のお知らせ〜
--------------------------------------
今日は、保護プロジェクト部・大野より、最新の保護
情報をお送りします。

まずは、九州・諫早湾。

■諫早湾の今・あなたの応援が必要です。
6月27日佐賀県地裁が諫早湾の開門調査実施の判決を
出しました。新聞・テレビで大きく報じられましたが、
これは、日本の自然保護問題の歴史の中で画期的な判
決です。
NACS-Jは、諫早湾の潮受け堤防締め切り後、有明海の
自然環境の回復を目指して、有明海全体で大規模な調
査を行い、諫早湾干拓事業と有明海の水質悪化の因果
関係を示す結果を発表してきました。
今回の判決を受けて、NACS-Jはじめ、さまざまな団体
が動きだしています。
NACS-Jでは、7月4日に総理大臣・農林水産大臣・環
境大臣に佐賀地方裁判所の判決に対して控訴せず、有
明海の再生に向けた諌早干拓事業の政策転換、干潟の
保全のビジョンを示すことを求めた意見書を提出しま
した。
洞爺湖G8サミットが開かれている今こそ、政府は公
共事業が行ってきた自然環境への悪影響を真摯に受け
止め、再生の道を示してほしいものです。
意見書はこちらから。
http://c.forcast.ne.jp/c/ajyTaaprxj8j6Vab

■署名活動を応援しています。
「よみがえれ!有明訴訟原告団」、「有明海漁民・市
民ネットワーク」、「諫早干潟緊急救済本部」など6
団体が開門調査を実施することを求める要請書への署
名の呼びかけを始めました。NACS-Jでは、この署名活
動を応援しています。
開門調査の実施、生物多様性の保全のために、指導員
のみなさん、ぜび、1筆・1クリックのご協力をお願い
します。
署名サイトはこちらから。
http://c.forcast.ne.jp/c/ajyTaaprxj8j6Vac
NACS-Jのアピール文はこちら。
http://c.forcast.ne.jp/c/ajyTaaprxj8j6Vad
いさはや干潟ネットはこちら。
http://c.forcast.ne.jp/c/ajyTaaprxj8j6Vae

つづいて、熊本・荒Pダムについてです。

■不知火(しらぬい)海に注ぐ球磨川中流域にある荒
瀬ダム。長年、不知火海の干潟・生物・人々の暮らし
に多大な影響を与えてきました。前知事時代に、老朽
化と環境への悪影響が大きいことで撤去することが決
定され、環境回復に期待が寄せられていました。とこ
ろが、このほど、新知事が、ダム撤去凍結を突然発表
したのです。それに対し、支流の川辺川で調査活動や
八代干潟で観察会を続けてきた地元・自然観察指導員
熊本県連絡会が先日、凍結撤回の要望書を出しました。
地元では、みなさんが活発にアクションを起こされて
います。今月半ばには、連絡会によって、漁協や専門
家の方々をお呼びした学習会が開催されます。

「荒瀬ダムを考える学習会〜アサリの目線で荒瀬ダム
と海の関係を考えよう〜」
日時:7月20日(日)19:00〜21:00/会場:やつしろハ
ーモニーホール大会議室/事前予約:不要/資料代:
200円
問い合わせ先:田畑TEL/FAX:0965-31-8446、
つるTEL/FAX:0965-32-7140

翌21日(月・海の日)は、球磨川河口干潟の観察会
「干潟で遊ぼう・学ぼう・調べよう」が開かれます。
干潟の生き物の観察を通して、ダムが海に与えた影響
をみる予定です。
時間は13:00〜15:00(受付12:30〜)、集合は北原町
河川公園。

さいごに、カエルツボカビ症についてです。

■カエルを守ることは自然を守ること!
カエルツボカビ症が世界各地の生態系を脅かしていま
す。私たち指導員にできることは?そしてカエルツボ
カビ症の最新の現状と対策は?これらを考える勉強会
を今月、大阪で開催します。
講師:宇根有美氏(麻布大)・松井正文氏(京都大)
日時:7月19日(土)13:00〜16:45/会場:大阪市弁天
町市民学習センター講堂(大阪市港区弁天1-2-2-700)
/参加費・事前申込:不要/主催:自然観察指導員大阪
連絡会・NACS-J
問い合わせ先:NACS-J自然観察指導員大阪連絡会・廣嵜
TEL:090-4568-6457/E-mail:frog@jinenjo.org

■カエルツボカビ症・解説チラシをHPに掲載します。
昨年度の損保ジャパンのインターン生・阿部さんが作
ってくれたカエルツボカビ症解説チラシ(PDF)を
HP・指導員専用ページに今週掲載します。みなさん
の観察会で配布・普及にご活用ください。

◆しどういん徒然草へのおたより・感想・ご意見は、
件名「おたより」送り先fieldnote@nacsj.or.jpでお
願いします。アドレス変更のお知らせもこちらにお送
りください(旧アドレスをお書き添えいただけますと
助かります)。
◆このメールマガジンは、メールアドレスを教えてい
ただいた自然観察指導員のみなさんにお送りしていま
す。送付が不要の場合には、お手数ですが下記までご
連絡ください。すぐに止めさせていただきます。
◆これまでのしどういん徒然草は、次のページからご
覧いただけます。
http://c.forcast.ne.jp/c/ajyTaaprxj8j6Vaf
◆しどういん徒然草の転載・転記は大歓迎です。

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〒104-0033東京都中央区新川1-16-10ミトヨビル2F
tel.03-3553-4105 fax.03-3553-0139
fieldnote@nacsj.or.jp
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                        人と自然の研究所メールマガジン

                ■□■   ビオトープって何だ!   ■□■

                                     NO.43
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                 ■□■━━ 命の水の運び人 ━━■□■


 6月に入って一気に梅雨入りし、梅雨らしい天気が続いていますね。
 今回はそんな‘雨’に注目してみました。


 雨の日って、私たち人間の生活にはちょっと厄介ですよね。濡れないように
傘をささなくてはならないし、洗濯物は干せないし、外での活動はできなく
なったり。なので、どちらかといえば晴れの日が好きな人の方が多いのでは
ないかと思います。

 ただ、みなさんもお分かりの通り、雨は私たちにとって大切な‘水’資源です。
山々に降りそそいだ雨が時間をかけて川に沁み出し、その水を農業用水、工業
用水、そして生活用水として私たちは利用しています。


 地球は水の惑星と言われ、地表の約70%は水に覆われています。しかし、
地球上にある水のうち、海洋水ではなく人が利用できる湖沼や河川の水は全体
の0.016%ほどしかないと言われています。そして、その僅かな水を私たちに
供給する役目を果たすのが、唯一雨という存在なのです。

 大地に降った雨水は河川や地下を通り、最終的には海洋に流れていきますが、
海洋や流れ込む途中で水はある程度蒸発しています。それが雲になり、大地に
再び雨となって降ることで、また川を流れて水は循環していくのです。

 また、植物も葉の蒸散作用で水を排出するため、それも再び雲となり雨を
降らします。この蒸散作用によって森林が雨をつくる条件を自らつくっている
と考えられます。

 このように、水が雨になって大地に降ることで、地球の水循環が成り立ち、
私たちが利用している貴重な水も得ることができるのです。

 また、雨という存在は水循環だけでなく、大気の成分(窒素など)を大地に
還すなど物質循環の大事な役割も果たしています。



 そんな中、一昔前まではあまり見られなかった異常気象と呼ばれるような現象
が、最近になって色々なところで起きています。

 前号でも触れていますが、2年ほど前、アフリカのケニア北部やエチオピア
南部では長い間少雨が続き、大干ばつに見舞われました。それによって牧畜民は
財産である牛を失い、野生動物も水と植物が激減したせいで大きな影響を受け
ました。

 また、雨季に雨があまり降らなかったり、乾季に急な大雨が降るといったこと
も起こり、サバンナの草を求め移動しているヌーは、これまでと全く違う時期
に移動を始めたり、移動で川を渡る際に洪水で流されて大量死したという例も
あります。

 日本でも、近年は異常高温の多発や、2004年に台風の上陸数が10個となって
記録を更新するといったことも起こっています。

 しかし、これらの気象現象は異常なのではなく、人間活動などによる大気中
のCO2の増加など、様々な環境の変化によって、結果として起こっている現象
にすぎない、いわば必然の現象なのです。


 雨がいつの世も私たちにとって恵みの雨であってもらうために、私たち人間
は原因と考えられる自らの生活を見直さなければなりません。
 CO2の削減を考えるのであれば石油の利用を抑える必要があるし、代わりに
なるエネルギー技術を確立させなければいけません。それ以外でも、技術の
発展は今後の地球にとって欠かすことができないでしょう。

 しかし、それだけではなく、重要なのは、前述したように植物が蒸散作用に
よって雨を降りやすくしていたり、山に降った雨が少しずつ川に流れるように、
森林が自然のダムのような機能を果たしていたりということを考えると、失わ
れてきた森やその他の自然環境を取り戻し、また守っていくことを並行して
行っていく必要があるということです。


 ‘命の水’を運んでくれる唯一の存在といっていい雨。それが異常気象と
呼ばれ悪者にならないよう、私たちは身の周りの生物たちが棲める場所を守る
ような小さな努力でもいいから、やっていく必要があるのだと思います。
私たち自身のために。


-------------------

しどういん徒然草 
2008年6月26日第39号
発行部数3,359部

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みなさん、こんにちは。教育普及部・本間慶子です。

このメールマガジンは、NACS-J自然観察指導員のみな
さんにお送りしています。

---目次-------------------------------
▼指導員のみなさんからのおたより
▼NACS-Jからのお知らせ
(1)「自然しらべ2008」7/1スタート!
(2)中田英寿氏からのTAKE ACTION!2008「+1」
   キャンペーン実施中
▼環境省から・「いきものみっけ」の参加のご案内
--------------------------------------

今号で、私・本間がしどういん徒然草を引き継いで1
年になります。「引き継いで?」と疑問に思われる方
もいらっしゃるかと思いますので少し経緯を。
NACS-J事務局と指導員のみなさんや、指導員同士の情
報交換は、もっぱら会報の誌上。活動のようすがみえ
るのは残念ながらごく一部の方に限られます。そこで、
もっと指導員のナマの声が聞きたい、みなさんにお届
けたい!と、2年前に志村・伝井・木幡がこのメール
マガジンを立ち上げ、昨夏本間にバトンタッチしたの
です。
観察会をしてうれしかったこと、困っていること、日
ごろのつぶやき、現場の自然保護活動の様子など、み
なさんからのおたよりをお待ちしております。

指導員のみなさんからのおたよりです。

先日、岩手・宮城内陸地震があった宮城県の横澤さん
(自然観察指導員連絡会みやぎ・事務局)からおたよ
りをいただきました。その一部をご紹介します。

●6月に栗駒世界谷地で観察会を実施する予定でした
。その下見を15日に行おうとしていましたが、地震で
取りやめ、本番も中止することに決めました。もし下
見の日に地震にあっていたらと思うと心穏やかではあ
りません。昨年も同じ会場で自然観察会を実施し、満
開のニッコウキスゲの大群落が目に焼き付いていて、
今年もそれに出会えるかと期待していただけに残念で
した。世界谷地の方が地震でどうなっているのかはわ
かりませんが、当分は行くことができないだろうと思
います。
大地を揺り動かす地震のエネルギーのすごさに驚かさ
れますが、宮城では今後も高い確率で地震が起こるこ
とが予想されています。日頃からのリスク管理の重要
性を改めて認識しているところです。自然観察会にお
いても忘れてはいけない事柄と肝に銘じた次第です。

*横澤さんによれば、栗駒地区に仲間の指導員の方が
いらっしゃるそうです。無事のご様子ですが、地区の
被害は甚大のようです。被災されたみなさまの生活が
一日も早く復旧されるよう、心よりお祈り申し上げま
す。
観察会をしている最中に突然災害が起こったら・・・。
いつ、何が起こるかわかりませんので、シミュレーシ
ョンをしておくなど、普段からリスマネ対策をしっか
り考えておきたいと改めて思いました。

つぎは、NACS-Jからのお知らせです。

まずは、教育普及部・自然しらべ担当・萩原より。
■7月1日スタート!
「自然しらべ2008夏休み、カマキリをさがせ!」
会報とともに調査マニュアルをお届けしますので、ぜ
ひカマキリさがしの観察会を開いてみてください。ホ
ームページも7月1日公開予定で、ブログを設け、カ
マキリの探し方や、お子さんの夏休みの自由研究のア
イディア、みなさんの観察会の様子などをご紹介して
いく予定です。
会報ではカマキリにまつわる文化的な話題をいくつか
をご紹介しています。
調査マニュアルが複数必要な方は、下記までお問い合
わせいただくか、ホームページからダウンロードして
お使いください。
E-mail:Shirabe2008@nacsj.or.jp
http://c.forcast.ne.jp/c/ajmVaapgoXdlouab 

つづいて、事務局より。
■NACS-Jへのチャリティーオークションが始まりまし
た。
メンズファッションのオンラインショップ・ARICAさ
んが、元日本代表サッカー選手中田英寿氏の呼びかけ
ではじまった「TAKE ACTION!2008」『+1』キャンペ
ーンとのコラボレーション企画として、スペシャルT
シャツやサッカーボールを限定販売しています。各界
著名人のサイン入りです。この収益の一部をNACS-Jに
ご寄付してくださることになりました。
さまざまな方がさまざまな形でNACS-Jを応援してくだ
さっています。心より感謝いたします。
http://c.forcast.ne.jp/c/ajmVaapgoXdlouac

さいごに、環境省・生物多様性センターから参加協力
のお願いです。

■「いきものみっけ〜100万人の温暖化しらべ〜」、
7月1日スタートします。
一般の方々からいきものの確認情報を集め、地球温暖
化による身近ないきものや自然への影響を調べる「い
きものみっけ」を開始します。2008年夏はセミ類が対
象です。見つけた日や場所などの情報をインターネッ
ト、郵便、FAXでお送りください。季節ごとに対象の
いきものを変え、それぞれ可能な限り温暖化による生
物季節や分布の変化を捉えていきます。多くの方々の
ご参加をお待ちしています!
詳しい内容はこちらから。
http://c.forcast.ne.jp/c/ajmVaapgoXdlouad 
お問い合わせは、「いきものみっけ」事務局まで。
TEL:03-3568-4131/E-mail: info@mikke.go.jp

◆しどういん徒然草へのおたより・感想・ご意見は、
件名「おたより」送り先fieldnote@nacsj.or.jpでお
願いします。アドレス変更のお知らせもこちらにお送
りください(旧アドレスをお書き添えいただけますと
助かります)。
◆このメールマガジンは、メールアドレスを教えてい
ただいた自然観察指導員のみなさんにお送りしていま
す。送付が不要の場合には、お手数ですが下記までご
連絡ください。すぐに止めさせていただきます。
◆これまでのしどういん徒然草は、次のページからご
覧いただけます。
http://c.forcast.ne.jp/c/ajmVaapgoXdlouae
◆しどういん徒然草の転載・転記は大歓迎です。

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(財)日本自然保護協会(NACS-J)教育普及部
〒104-0033東京都中央区新川1-16-10ミトヨビル2F
tel.03-3553-4105 fax.03-3553-0139
fieldnote@nacsj.or.jp
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            第38回座間谷戸山公園現場研修会
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           ―テーマ 湿地環境の維持管理―

 今月の研修会は、湿地環境を観察するための湿生生態園の植生管理作業、また、以
前は谷戸山公園でも見られていたホトケドジョウのビオトープを再生するための調査
等を行います。
 ビオトープについて勉強する際、実際に外に出て、見て触れて学ぶことはとても重
要です。研修会は現場で学べる良い機会ですので、みなさん奮ってご参加下さい!

▼これまでの現場研修会の様子などはこちらでご覧ください。
http://www.bio-inste.com/genba-field.htm


□日 時  2008年6月21日(土) 午前9時30分〜午後4時30分(小雨決行)

□場 所  神奈川県立座間谷戸山公園
        【小田急座間駅から徒歩12分】 *線路沿いに新宿方面へ

□集 合  午前9時30分 里山体験館前 

□内 容  湿生生態園の維持管理等
        ・ヨシ刈りなどの植生管理作業
      生きものの生息環境を再生するための調査等
       ・ホトケドジョウの生息に必要な環境の現地調査
       ・生息環境をどのように再生・維持していくかを検討
      ※事前にホトケドジョウの生息環境について調べておくと良いでしょう

□持ち物  軍手、着替え、長靴、弁当、保険証
      ※小雨決行ですのでレインウエアーなどがあると便利です

□参加費  550円(資料代500円、保険代50円)
      ※当日お支払いいただきます

□申込み  下記連絡先まで【住所・氏名・年齢(保険に入るため必ず)・
      電話番号(当日連絡先)】をご連絡下さい。 
            先着20名(受講生対象)・2008年6月19日締め切りです。

□連絡先  人と自然の研究所
      E-mail:bio@bio-inste.com(平山)
            〒150-0047東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
            TEL 03-5465-2927 FAX 03-5465-2939
      
□主 催  人と自然の研究所
      谷戸山公園運営会議(石川)

□講 師  石川啓吾氏
      (谷戸山公園運営会議専門委員、石川生態環境計画代表)

□スケジュール

  9:30      集合(里山体験館前)
   9:30〜10:00    研修内容の説明
  10:00〜12:00   ホトケドジョウの生息環境を再生するための調査等
  12:00〜13:00   昼食(駅前にコンビニあり、公園の近くにはありません)
  13:00〜16:00   湿生生態園の維持管理作業(ヨシ刈り等)
  16:00〜16:30   かたづけ、質疑応答など

※実習内容は状況により変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

それでは、お申込みお待ちしております!



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      ビオトープ管理士試験対策演習講座(1級・2級)のご案内
 --------------------------------------------------------------------------

      ▼2級ビオトープ管理士試験対策演習講座 受付中!▼

 毎年好評をいただいております、「演習問題集」と本試験さながらの「実力判定模
擬試験」がセットになった2008年度版試験対策演習講座が開講中です!ビオトープ管理
者養成通信講座で基礎を学び、さらに試験対策として効果的な学習をされたい方を対
象とした、現在・過去のビオトープ管理者養成通信講座受講生限定の講座です。他部
門受験をされる方にも最適です。

 もちろん、新たに「小論文」が増設されるなど2006年より改訂された試験の内容に
も、当講座はばっちり対応しています。本講座で試験への不安を解消し、自信をもっ
て試験に臨んで下さい!


◆試験対策演習講座の教材は、実際のビオトープ管理士試験の傾向・内容をふまえ、 
演習問題集・実力判定模擬試験を合わせ、約250問で構成されます。

◆実力判定模擬試験は、実際に2007年の本試験で出題された問題の傾向を分析し、それ
をもとに作成致しました。また、本試験と同形式となっており、本番さながらの模擬
試験の演習と小論文添削・実力判定アドバイスを得ることができます。


●教材内容:
 ○演習問題集(2008年度版)
  試験科目と同じ、生態学・ビオトープ論・環境関連法・計画管理・施工管理の
  5科目における重要ポイントを網羅した、約200問を収めた問題集。解答・解説
  付き。

 ○実力判定模擬試験
  (2級試験と同形式:共通科目30問、専門科目20問、小論文)

 ○2008年度版ビオトープ管理士資格試験・傾向と対策ポイントガイド
  過去の本試験の出題傾向分析や、今年の法改正情報などを盛り込んだ「傾向と
  対策ポイントガイド」です。※試験前8月頃の発送予定です

●添削判定:
  模擬試験に本番同様の制限時間で取り組みます。提出いただいた答案は添削の上、
  合格・実力判定を行い、さらに各科目の実力バランスの評価、小論文の記述ポイ
  ントのアドバイスを行います。

●受 講 料:12,000円(税込み)

●受講期間:試験日まで

●申込方法:
  電話・FAX・Eメールのいずれかの方法で、【住所・氏名・電話番号・メールアド
  レス・受講コース(計画or施工)・受講番号】を 「2級試験対策演習講座係」ま 
  でご連絡下さい。(下記連絡先をご参照ください)

-------------------

しどういん徒然草 
2008年6月6日第38号
発行部数3,303部

-------------------

みなさん、こんにちは。教育普及部・本間慶子です。

このメールマガジンは、NACS-J自然観察指導員のみな
さんにお送りしています。

---目次-------------------------------
▼指導員のみなさんからのおたより 2通
▼NACS-Jからのお知らせ 2つ
 (1)自然しらべの予告
 (2)P.N.ファンドの助成募集開始
--------------------------------------

まずは、指導員のみなさんからのおたよりです。

●秋田市の千葉です。
先日、動物園で高校1年生16名の生物多様性を題材に
した校外学習の指導をしました。実は、今回の指導は、
自然観察指導員の仲間である校外教師の紹介で行った
ものです。動物園は、「生物多様性」を身近に感じら
れる場所ということで選んだそうです。その意図に沿
い、動物の生態と形態の関係など、多様性を実感でき
る動物を観察してもらったほか、我々ヒトとの共通点
に共感し、相違点に驚嘆する、動物園本来の楽しみ方
も実感してもらいました。
しどういん徒然草特別号で仕入れたばかりのネタ(一
緒に生きていくための「条約」・・・)も盛り込んで、
それなりに仕上げたつもりですが、正直なところ、つ
いこの間まで中学生だった相手なので、「ライオンだ
ー!」「トラだー!」「キャーカワイイー!」と、こ
ちらの話はかき消されてしまい、どこまで伝わったか
微妙です・・・。それでも「百聞は一見に如かず」を
実感した生徒が多かったようで、校外学習の成果はあ
ったようです。また、機会があれば、チャレンジして
みます。

*ドイツで開かれていたCBD/COP9が閉幕し、CBD/COP
10の名古屋開催が正式に決まりました。国内でも5月
28日に生物多様性基本法が成立し、「生物多様性」と
いう言葉が広まりつつあります。

●沖縄県の知念です。先日、沖縄島の北部大宜味村の
塩屋冨士に友人10名を案内しました。みんなそれぞれ
子育ても終わり、これからは健康第一と塩屋冨士に登
りました。散策路は落葉のジュウタンと緑のトンネル
です。小高い山の稜線を歩き、 クガニ岳、坊主森と
約3kmの山路を4時間かけて自然観察しました。
山頂からの展望は、国定公園羽地内海と島々、コバル
トブルーの海とまさに絶景でした。今沖縄は白い清楚
なイジュの花が満開で見頃です。

*東京も、梅雨入りを告げるアジサイの花が順に咲き
始めています。


つぎは、NACS-Jからのお知らせです。

教育普及部・芝小路より。
■「自然しらべ2008 夏休み カマキリをさがせ!」ま
もなくスタート!
身近な生きものや自然の観察をとおして、日本の自然
のようすをみてみようという「自然しらべ」。今年の
テーマは「カマキリ」。日本には11種類のカマキリが
いることが知られていますが、くわしい分布はよくわ
かっていません。日本で初めてのカマキリ全国一斉調
査となります。調査票と目撃写真をみなさんから集め
ます。
会報7/8月号と一緒に「調査マニュアル」をお送りし
ます。自然観察会で、散歩コースで、夏休みのお出か
け先で、周りの方と一緒にカマキリを探してみてくだ
さい。指導員のみなさんからのカマキリ情報をお待ち
しています!

保全研究部・新スタッフ・大泉より。
■第19期プロ・ナトゥーラ・ファンド(通称:P.N.
ファンド)助成募集開始。
「今年も市民グループによる自然保護のための調査研
究、保護・普及活動を応援します!」
この助成事業は自然保護を目的とした市民活動を応援
するためのもので、(財)自然保護助成基金との共同
事業です。これまでに、300件を超える調査、活動に
助成してきました。今期の助成総額は国内・海外合わ
せて総額2800万円以内を予定しています。資金的な問
題であと一歩を踏み出せずにいるみなさん、ぜひこの
機会を利用し、活動を前進させて下さい。また、お知
り合いの活動グループ・研究者の方にぜひ広くお知ら
せして下さい!
詳しくは、会報5/6月号21頁やNACS-JのHPをご覧くだ
さい。
http://c.forcast.ne.jp/c/ai31aaoPyCofnnab
お問い合せは、大泉・廣瀬TEL:03-3553-4104 
E-mail:pnfund@nacsj.or.jp


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いう方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。
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                        人と自然の研究所メールマガジン

                ■□■   ビオトープって何だ!   ■□■

                                     NO.41
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

            ■□■━━ アフリカのビオトープ その破壊者とは ━━■□■


 4月とは打って変わって、5月に入ってから何故か寒くなったり、また急に
暑くなったりして変な気候ですが、みなさん風邪など引いていませんか?


 さて、突然ですが、最近アフリカのことをよく耳にしたりしませんか?
実は、今月の28〜30日にTICAD4(第4回アフリカ開発会議)が横浜で開催されて
おり、そのPR活動や関連イベントなどが頻繁に行われているんです。

 TICAD4(第4回アフリカ開発会議)とは、日本が国連、アフリカのための
グローバル連合、世界銀行との共催で開催する、アフリカの開発をテーマとする
国際会議です。

 1993年から始まったこの会議は、アフリカの様々な問題に対して日本を始め
国際社会がどのような支援や対応をすべきかを考えていくものと言えるでしょう。



 そんな、今注目されている「アフリカ」で「ビオトープ」というと、どういった
ことを思い浮かべますか?

 ビオトープ(Biotop)とは、ドイツ語の『bio=生物 』と 『top=空間』が
合わさった言葉で、‘野生生物の生きる空間’という意味。

 日本では、生きものを呼ぶために人工的に造った池などしかビオトープでは
ないと思っている人がまだまだ多いようですが、上記のことから言えば、森、川、
海、湿地、草原などなど、様々な環境でそこを生息場所として利用している生物
群がいるということは、そこはビオトープなのです。

 では、アフリカではどうでしょう。



 アフリカ大陸にはサバンナや砂漠といった、日本にはない環境がありますね。
また、森、川、海、湿原など一見日本のそれと同じようですが、気候、土壌、
季節などが違うため、日本とはまた違った環境がたくさんあります。
ということは、そこに生息している生きものもまた違いますね。

 アフリカ中央の熱帯雨林にはオカピ、マウンテンゴリラ、チンパンジー、
半乾燥地帯のサバンナにはライオン、ゾウ、バッファロー、キリン、サイ、
ヒョウなどなど、私達が普段動物園でしか見たことのないような生きものたち
が、アフリカの大地で悠々と暮らしているはずです。きっとこの今も。

 しかし、そんなアフリカの大地でも、生きものたちのビオトープに異変が
起きてます。



 最近の異常気象による大干ばつでは、サバンナで生きものの水飲み場となる
大切な川の水が枯れそうになったり、逆に最大級の大雨に見舞われて川が増水し、
川を渡ろうとしたヌーが大量に流されて死んでしまったという例が近年起こって
います。

 また、人口が増えて人が生活場所を拡大することによって、野生生物との適度
な距離が保たれなくなり、ゾウやバッファローが畑に入ってきて人を殺してし
まったり、逆に安全のために人間に殺されたりもしています。

 コンゴ民主共和国にあるイトゥリの森では、日本でも有名なオカピが生息して
います。しかし森は、木材確保や携帯電話などに使われる希少金属採掘のために
伐採が進み、希少金属の利権を巡る紛争によっても破壊され、紛争で生まれた
難民が生きるために切り開かれています。森は、たとえ道が1つできて分断された
だけでも、生息地として大きな喪失となるのです。

 北海道の0.8倍の広さをもつイトゥリの森には、オカピに限らず希少な生物が
多く、生物的に極めて多様な森なのですが、その生きものたちの森をどんどん
奪っているということは、彼らを絶滅に追いやっていることと同じです。


 人間(主に先進国)の経済活動の急激な活発化により起こっていると考えられ
る温暖化や異常気象、人口増加により起こる人間と動物との軋轢、経済発展に
欠かせない資源を巡る先進国の介入、そして耐えない紛争。そういった人間活動
が、生きものたちの生息環境、すなわちビオトープをアフリカの大地から奪って
いっているのです。

 しかも、その原因の多くは、現地アフリカの人間ではなく、遠く離れて一見
関係のないような私たち先進国の人間が招いているのです。


 遠いアフリカの地でも、生きものがそのビオトープを奪われていること、
実はそこに私たち先進国の人間の暮らしが大きく関わっていること、なかなか
実感を持って感じることは難しいかもしれません。しかし、実際に起こって
いる問題を見過ごすわけにもいきません。



 今回のTICADで、日本はアフリカへのODA(政府開発援助)を今後5年で2倍にする
と発表しました。しかし、今のまま援助のお金を増やしたところで、本当に
アフリカはよくなっていくのでしょうか?
 自然は守られ、動物は悠々と暮らし、そのなかで人間も平和に生きていけるの
でしょうか?


 国際的な会議では、人間と動物を含めたアフリカへの真の支援のかたちが十分に
検討されること。そして、私たち一人ひとりもその現状をよく知り、普段の生活の
中からでもアクションを起こしていくことが、アフリカの人々や生きものたちへの
本当の手助けの第一歩なのではないでしょうか。




─────────────●information1●─────────────

       【アフリカと神戸俊平友の会】講演会のお知らせ

アフリカへ渡り37年。
獣医師として、野生動物保護、マサイの家畜診療、また、スラムでの支援など
様々な活動を続け、現状を目の当たりにしてきた神戸俊平。
彼の視線で本当のアフリカを伝えます。

◆『神戸俊平が語るケニアの野生動物と人びとの今』

・日時:6月7日(土) 13:30〜16:10

・会場:東京ミッドタウンウエスト 富士フイルムホールディングス本社2階会議室
   〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3
   http://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/offices/index.html
   東京メトロ日比谷線「六本木駅」都営大江戸線「六本木駅」8番出口より直通
   東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩5分
    東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩8分
   
 13:30〜14:50  神戸俊平トーク
 14:50〜15:10  休 憩
 15:10〜16:00  対 談 神戸俊平×イーデス・ハンソン
 16:00〜      アムネスティ・インターナショナル 日本より

・出演:神戸俊平×イーデス・ハンソン(アムネスティ日本特別顧問)
・参加費:1000円(神戸俊平友の会会員、アムネスティ日本会員は500円)
・主催:アフリカと神戸俊平友の会、アムネスティ・インターナショナル日本
・申し込み:アムネスティ・インターナショナル日本まで、
      メール rtaniguchi@amnesty.or.jp 電話 03-3518-6777 にて
      お申込みください。
・お問合せ:アフリカと神戸俊平友の会日本事務局(下記参照) 

---------------------------------------------------------------------
◆横浜市立金沢動物園アフリカス月間ペシャル講演会
  神戸俊平先生による『アフリカ・サバンナの野生動物たちを守るために』

・日  時:6月8日(日) 13:30〜
・会  場:横浜市立金沢動物園 ののはな館2階レクチャールーム
・参 加 費:無料
・申し込み:必要ありません
・主  催:横浜市立金沢動物園
・お問合せ:アフリカと神戸俊平友の会日本事務局まで。
 
 アフリカと神戸俊平友の会日本事務局
 〒150-0047東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
 人と自然の研究所内
 TEL 03-5465-2928 (平日10:00〜18:00)
 FAX 03-5465-2939 (24時間受け付け)
 URL http://www.s-kambevet.org/

─────────────●information2●─────────────

★人と自然の研究所は、自然やビオトープについての正しい知識を
身につける「ビオトープ管理者養成通信講座」を開講しています!
ビオトープ管理士資格取得の勉強に最適です!
※1級受験者用のコースもあります!

★「ビオトープ管理者養成通信講座」受講生の方は、現場で実際に学ぶ
現場研修会にもご参加いただけます!


詳しくはこちらをご覧下さい→ http://www.bio-inste.com/

─────────────●information3●─────────────

   ▼人と自然に安全で安心・自然への負担をできるだけ少なく▼

人と自然の研究所では、「まず一人ひとりのライフスタイルを生態系にそった
ものにする」という考えの下、水を汚さない「アンナトゥモール」の石けんや
シャンプーをご紹介しています。

エデト酸塩・色素・香料・酸化防止剤などの化学助剤をまったく使用せず天然
由来成分100%なので肌にやさしく、排水は川や海を汚さず完全に生分解する
ことをモットーにしています。手荒れなどの皮膚障害やアトピーでお悩みの方
にもおすすめです。シャンプー、コンディショナー、石けん、ランドリー
ソープなどをご用意しておりますので、是非一度お試しください!
N.C.I.styleのページからご購入いただいた場合には、売り上げの10%が、
森、川、野生動物を守る活動をしている各NGOへの寄附となります。
更に、初めてお買い求めいただいた方には、ランドリーソープ等のサンプル
をプレゼント!!

詳しくは下記のURLからN.C.I.styleのページへアクセスください。
http://www.bio-inste.com/anna.htm
N.C.I.style  【anna tumoru  アンナトゥモール】


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
         ★ 「ビオトープ管理士」について ★
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

● (財)日本生態系協会より認定される資格で、
 「地域の自然生態系を守り、取り戻すビオトープ事業・自然再生事業を
 効果的に推進するために必要な知識、技術、評価・応用能力をもつ者に
 与えられる資格」とされています。
  
 試 験 日:毎年9月 最終日曜日 ※2008年は9月28日(日)です。
      申込期間: 6月初旬〜8月中旬

 ビオトープ管理士の概要はこちらで紹介しています。
 http://www.bio-inste.com/biotope.htm/

●ビオトープ管理士は、環境省の入札参加資格審査申請における有資格者
として指定されているほか、国土交通省、農林水産省、宮城県、長野県、
岐阜県、京都府 をはじめ各地の行政機関で業務入札の際の要件などとし
て活用されています。また、三重県や茨城県では施設の職員の採用条件、
最近では埼玉県などのように指定管理者の選定理由、民間でも企業の
採用条件や社会貢献活動の実務者育成のために活用されるケースも増え
ており今後ますます活躍が期待されてきています。

詳細は(財)日本生態系協会 http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/
へご確認ください。
───────────────────────────────────

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■ 発行:人と自然の研究所   月刊・第3金曜日発行予定
  http://www.bio-inste.com/
■ 「ビオトープってなんだ!」登録・解除
  http://www.bio-inste.com/merumaga.htm
■ バックナンバー
  http://archive.mag2.com/0000145229/index.html
■ ご意見・ご感想・情報の提供は、bio@bio-inste.com までお願いします
  ぜひ、お友達にも紹介して下さい!
※ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん
『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )を利用して発行しています。
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人と自然の研究所「ビオトープ管理者養成通信講座」

〒150-0047東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
TEL 03-5465-2927(平日10:00〜18:00)
FAX 03-5465-2939(24時間受け付け)
URL http://www.bio-inste.com
E-mail bio@bio-inste.com
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(C) NATURE CITIZEN INSTITUTE. All rights reserved.



◎ビオトープって何だ!
  のバックナンバー・配信停止はこちら
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  このメールに返信すれば、発行者さんへ感想を送れます


5/30〜6/1に兵庫・淡路島で「NACS-J自然観察指導員講習会」が開催されますが
キャンセルが出るなどで、まだ若干空きがあります。

直前で申し訳ありませんが、
自然観察指導員の講習会にご関心がある方、また指導員の皆さまにつきましては、ぜひお知り合いの方や市民団体・自然系施設などに、
添付の開催情報をご案内いただければ有り難いです。

今年度は関東圏での開催が多く、西の方での開催は限られているため、
ぜひこの機会をお勧めいただければ幸いです。
前々からご参加を考えていた方は、チャンスです。

ご不明な点は、下記芝小路さんまで直接お問合せください。
どうぞよろしくお願いいたします。

*****************************************
日本自然保護協会 NACS-J
教育普及部 芝小路晴子
104-0033東京都中央区新川1-16-10ミトヨビル2F
TEL.03-3553-4105  FAX.03-3553-0139
shiba@nacsj.or.jp
-------------------

しどういん徒然草 
2008年5月22日第37号
登録者3,270名
-------------------

みなさん、こんにちは。教育普及部・本間慶子です。

このメールマガジンは、NACS-J自然観察指導員のみな
さんにお送りしています。

まずは、指導員のみなさんからのおたよりです。

●指導員講習会講師の植原です。
徒然草の中に自分が担当した講習会の「卒業生」がい
ると、ついつい嬉しくなり、「よし、自分もがんばる
ぞ」とファイトが湧いてきます(例えば「徒然草35号
」に載っていた393回板橋講習会を受講した田中さん。
里山観察会、楽しそうですね!!)。
今後とも多くの指導員の方に(短くていいから!)活
動の様子を教えていただければと思います。
かく言う私も、ウチの「ウラ山」である乙女高原での
活動が本格化してきました。先週末は、今年で9回目
となる「遊歩道づくり」というボランティアイベント
の予定でした。「保存型」の自然保護をするために、
草原内に杭を打ち、ロープを張って、立ち入りを規制
するのですが、乙女高原はなんとなんと雪。5センチ
も積もっていて、翌週に延期しました。乙女高原とは
もう30年近いつきあいですが、5月中旬の雪は初めて
で、びっくりしました。今後、「乙女高原版の自然観
察指導員」とも言える「乙女高原案内人養成講座」や
「マルハナバチ調べ隊」「アサギマダラ調べ隊」など
活動がてんこ盛りで、事務局として、てんてこ舞いし
ながら準備しています。
よろしければ、一度、おいで下さい。秩父山塊のふと
ころにある、こじんまりした草原を中心としたエリア
です。実際にいらっしゃるのが難しい方は、ぜひサイ
トにおいでください。メールマガジンもあります。
http://c.forcast.ne.jp/c/aimVaaoFsk5wwkab

*私も昨秋、草刈りボランティアに行ってきました。
乙女高原ファンクラブのみなさんに、乙女の秘密の場
所に連れて行ってもらったり、そこから富士山を見た
ことを思い出しました。今年も多くの方が乙女高原で
活動されるのですね。

つぎは、NACS-Jからです。

COP9に出張中の保全研究部・道家より現地報告です。
■ボンからの手紙
みなさん、こんにちは。生物多様性条約スペシャリス
ト(?)の道家です。
私は、現在、ドイツのボンで開催されている生物多様
性条約第9回締約国会議、通称CBD/COP9に参加してい
ます。5月22日の「国際生物多様性の日」というのは、
16年前の今日、この生物多様性条約の本文が、長い長
い交渉の末に生まれたことを記念して作られました。
毎日いろいろなできことがおこっていて、あれもこれ
も紹介したいのですが、詳しいことはNACS-JのHP・事
務局日誌をご覧ください。
そのなかでも、皆さんにぜひ紹介したいこと、それは、
COP9でドイツやボンがどう変わったかということです。
COP9の1年前からドイツのNGOや政府は共同して普及の
ためのキャンペーンを始めました。この1・2ヶ月はテ
レビでも自然を扱った番組が激増し、毎日どこかの番
組で生物多様性というテーマが取り上げられているそ
うです。
1・2週間前に行われた民間会社の調査によると、ボン
市のなんと80%の人が「生物多様性を知っている」と
か。もちろん、調査の仕方によって誤差のある数字な
のですが、あえて前向きな誤解をしてみましょう。
指導員のみなさん。国民の大半が「生物多様性という
言葉を知っている」、「自分の言葉で説明できる」と
いう国を想像できますか?そして、2010年に日本がそ
うなると想像できますか?
今年、指導員のみなさんからご協力いただいた、生物
多様性の日記念の自然観察会は第一歩です。2010年と
さらにその先を見据えて、私たちの社会が生物多様性
という言葉で、身近な自然や私たちの暮らしを見つめ
直す、大きなうねりを起こすための一歩になるでしょ
う。

*日本では、毎日の生活の中で「生物多様性」という
言葉をみつけるのも一苦労です・・・。今日は、「国
際生物多様性の日」。風薫る五月という表現がぴった
りの日でした。こんな日は外にでかけたいですね。み
なさんの周りでは、どんな生物多様性がみられました
か?

事務局日誌はこちらから。
http://c.forcast.ne.jp/c/aimVaaoFsk5wwkac


さいごに、管理部・田村よりお知らせです。
■第8回日本自然保護協会沼田眞賞の受賞候補者のご
推薦をお願いいたします。
日本自然保護協会沼田眞賞は、自然保護および自然保
護教育に関する研究または実践で優れた実績をあげた
方をたたえ、奨励する賞です。今年度から、会員のみ
なさまからの推薦も募集することになりました。ぜひ、
みなさまのまわりで活躍されていらっしゃる方をご推
薦ください。締切は6月6日です。詳しくはこちらから。
http://c.forcast.ne.jp/c/aimVaaoFsk5wwkad


■しどういん徒然草へのおたより・感想・ご意見は、
件名「おたより」、送り先fieldnote@nacsj.or.jp
お願いします。アドレス変更のお知らせもこちらにお
送りください(旧アドレスをお書き添えいただけます
と助かります)。
■このメールマガジンは、メールアドレスを教えてい
ただいた自然観察指導員のみなさんにお送りしていま
す。送付が不要の場合には、お手数ですが下記までご
連絡ください。すぐに止めさせていただきます。
■お知り合いの指導員仲間でメルマガに登録したいと
いう方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
■連絡会事務局のみなさん、会員の方へメルマガ登録
のPRにご協力をお願いいたします。
■しどういん徒然草の転載・転記は大歓迎です。

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(財)日本自然保護協会(NACS-J)教育普及部
〒104-0033東京都中央区新川1-16-10ミトヨビル2F
tel.03-3553-4105 fax.03-3553-0139
fieldnote@nacsj.or.jp
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しどういん徒然草 
2008年5月16日第36号
登録者3,269名
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みなさん、こんにちは。教育普及部・本間慶子です。

このメールマガジンは、NACS-J自然観察指導員のみな
さんにお送りしています。

こちら茅場町は、今日もとてもよく晴れて気持ちのい
い日です。
今年度も指導員講習会が始まりました。先週末に、栃
木に出かけ、“雨の中の講習会”を楽しんできました。
次は今月末に兵庫・淡路園芸学校で開催します。木幡
が担当しますので、きっと3日間晴れますね。

指導員のみなさんからのおたよりです。

●いつも「しどういん徒然草」を楽しく拝見させてい
ただいております。昨年度尾鷲の指導員講習会に参加
させていただきました坂上(三重県上野森林公園・自
然共生推進員)です。生物多様性のお話、大変興味深
く拝見させていただきました。公園で保全整備活動を
している際にも、生物多様性と来園者の快適性とのバ
ランスにいつも考えさせられます。より多くの方に生
物多様性の大切さを理解いただけるよう願いながら活
動しておりますが、私自身もまだまだ知らない事が多
いと日々感じている毎日です。個人的には自然農を学
びながら実践しておりますが、その田畑では栽培方法
が、「耕さず、肥料・農薬を使わず、草々や虫を敵と
しない」ものであるゆえ、自然と生物多様な環境が作
られていると思います。
(三重県・坂上さん)

*私たちが生物とのつながりの中で生きている、それ
に支えられていることを肌で感じられる瞬間だと思い
ます。管理部の志村は今週末に恒例の田植えをするよ
うです。今年の生物多様性の日のテーマも「農業と生
物多様性」です。普段食べているものとの関わりを考
えたいものです。
自然農の会のシンポジウムが11月に開かれるそうです。
詳しくはこちらから。
http://c.forcast.ne.jp/c/aiisaaoG3y3wg3ab


●いつも楽しい「しどういん徒然草」、いつか心待ち
にするようになりました。ありがとうございます。私
も何年か前からささやかな「野鳥観察会」を続けてい
ます。「珍鳥」を追いかけるのではなく「日頃身近に
目にする鳥をもう一度じっくり眺めてみよう」をテー
マにして、そこから「自然保護への関心」を高めて行
く事を主眼にしています。参加者が新しい発見をして
くれた時や「野鳥」と「森」との関わり、「木の実」
や「自然の環境」との関係に心を留めてくれた時はう
れしいですね。
(神奈川県・渡邉さん)

*参加者のみなさんの喜ぶ顔をみると、こちらもうれ
しくなります。渡邉さんは「親子森林体験スクール」
という会も開かれていて、明日は高尾山で「春の探鳥
会」を実施されるそうです。


教育普及部からのお知らせです。

■まもなく5月22日!「生物多様性」を広めましょう!
前号でお知らせした「5月22日の国際生物多様性の日」
の普及シート。本日HP(会員専用ページ)に掲載しま
した。プリントアウトしてぜひ観察会に参加された方
々にお配りください。ご希望の方には、郵送もいたし
ますので、教育普及部までご連絡ください。生物多様
性の大切さを広めるツールの一つとして、みなさんの
観察会の中でご活用いただけたら、うれしいです。
http://c.forcast.ne.jp/c/aiisaaoG3y3wg3ac


■しどういん徒然草へのおたより・感想・ご意見は、
件名「おたより」、送り先fieldnote@nacsj.or.jp
お願いします。アドレス変更のお知らせもこちらにお
送りください(旧アドレスをお書き添えいただけます
と助かります)。
■このメールマガジンは、メールアドレスを教えてい
ただいた自然観察指導員のみなさんにお送りしていま
す。送付が不要の場合には、お手数ですが下記までご
連絡ください。すぐに止めさせていただきます。
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しどういん徒然草 
2008年5月2日第35号
登録者3,230名
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みなさん、こんにちは。教育普及部・本間慶子です。

このメールマガジンは、NACS-J自然観察指導員のみな
さんにお送りしています。

先日連載した特別号はいかがでしたか?NACS-Jホーム
ぺージの会員専用ページに、バックナンバーとまとめ
メモを掲載いたしましたので、ご覧ください。
http://c.forcast.ne.jp/c/ah6Caao8j92jmbab

生物多様性条約スペシャリスト・道家は、ドイツで開
催されるCOP9に参加する準備を進めています。そして、
5月22日は「生物多様性の日」です。
教育普及部では、その日にあわせて、生物多様性の大
切さを伝えるためのシートを準備中です。近日中にHP
に掲載しますので、みなさんの観察会の中で、ご活用
いただければうれしいです。ご希望の方にはご郵送も
いたしますので、教育普及部までお問い合せください。

指導員のみなさんからのおたよりです。

まずは、神奈川の佐川さんから。
●今あちこちで桜が満開です。私がフィールドとして
いる多摩川河口の河畔でも、桜並木をめでる人たちが
楽しげに散策しているようすが見られます。『生き物
の多様性』、この意味をお伝えする難解さがこの季節
になるといつも考えさせられます。年老いた桜たちの
行く末を人々はどう受け止めるのか?「切らないでほ
しい」「どうしても新たに植栽するならやはり桜」こ
んな声が聞こえてきそうです。それとも、普段自然と
触れ合わない人が数少ない触れ合う機会がBBQとお花
見だと考えればいいのでしょうか。

*このおたよりは4月3日にいただいていました。ご紹
介が遅くなり、すみませんでした。

次は、観察会を立ち上げたというおたよりです。
●393回板橋区での講習会を受講した田中です。同講
習会で知り合ったメンバー6名で、昨年「39SUN会」
を作り、先日第1回「里山自然観察会」を埼玉県比企
郡嵐山町で行いました。里山までの道沿いでは、帰化
植物(外来種)のセイヨウタンポポや最近よく目にする
ようになったナガミノヒナゲシなどを観察しました。
一方で、モンシロチョウやテントウムシの幼虫、アオ
ガエルなどにも出会うことができ、一同感動しました。
目的の里山はナラ、クヌギ、マテバシイ、アオキ、ヤ
マザクラなどの雑木林に孟宗竹が進入する山ですが、
麓には湧き水が流れ、人や野鳥や昆虫などにとってか
けがえのないものだということを実感いたしました。
私達はここで、ヨモギやカラスノエンドウなどの野草
観察を行い、極めつけに、ノビル採りやタケノコ掘り
を行って汗を流した後、美味しい里山の恵みを食させ
て頂きました。里山の自然を全員が満喫した1日でした。

*「39SUN会」という名前には、「自然に感謝、そ
れを育む太陽に感謝」という意味が込められているそ
うです。また、この場所は、会のリーダーの藤さんの
ホームフィールドのようです。

NACS-J・事務局からのご案内です。

編集部・渡邉より。(長めですが、お許しください)
■情報募集!生物多様性を守る企業・商店を教えてく
ださい。会報5/6月号への情報提供をありがとうござ
いました。最新号はいかがでしたか?今日は、会報7/
8号の特集 『あなたの商売がどこかの自然を豊かにす
る(仮題)』への情報提供のご協力のお願いです。

「地球に優しい会社」「エコな企業」「自然に配慮し
たお店」など自然環境に負荷をかけない姿勢を見せる、
社会貢献を行う会社や商店が増えてきましたが、生物
多様性を守るための活動を「責務」として実行できて
いる会社や商店は規模の大小を問わず少ないのが現状
です。今回は、「生物多様性を守るCSR(企業の社会
的責任)」とはどういうことか、また、会社や商店が
本業を行う中で、生物多様性を守ることにつながる存
在になるために、私たちが会社や商店に何を伝え、何
を分かってもらい、何からしてもらうか、その道のり
を考えてみたいと思っています。
そこで、本業の中で「生物多様性を守る」「どこかの
自然を豊かにする」恩返しを組み込んでいる会社や商
店の情報をお寄せいただけないでしょうか。
1社名、2所在、3具体的な内容を5月9日(金)までに、
編集部・渡邉E-mail:watanabe@nacsj.or.jp
FAX:03-3553-0139宛にお送りください。ご協力よろ
しくお願いいたします。

少し例えをあげますと・・・、
1.酒造メーカーでは、美味しいお酒づくりには美味
しい水が必要不可欠。それを育む自然が必要と考え、
照葉樹林保全活動を会社の基本事業として行っていま
す。
2.伝統の味は十勝の小豆でなければとこだわりの和
菓子屋さんは、和菓子の原材料を全て表示し、取引先
やお客さんにも原材料が依存している自然の危機を伝
え、自然保護活動への参加を促しています。
3.精密機器のメーカーは、製造工程で洗浄水を大量
に使用するため、地域の湖に恩返しをしなければいけ
ないと、環境負荷ゼロの高度排水処理を研究したり、
月に一度、業務として保全活動に参加しています。
4.「人の暮らしを守る」ことをモットーとし、「人
の暮らし」は自然に支えられていると考える警備会社
では、社員全員が「自然を観察し、保護していく」こ
とができるように、地域の自然保護活動に寄付をし、
社員が経営戦略として自然観察会に参加しています。

保全研究部・福田より。
■モニ1000里地調査一般サイトが内定しました!
1月から募集していた市民がボランティアで里やま自
然の調査を実施する一般サイトは選考の結果、全国
182ヶ所に内定しました。たくさんのご応募ありがと
うございました!
http://c.forcast.ne.jp/c/ah6Caao8j92jmbac


明日からGW!この気持ちのいい季節に、野外に出て自
然をおもいっきり感じてみませんか。本間は今年も近
所を自転車で探検です。さて、今年は何をみつけられ
るかしら。

■しどういん徒然草へのおたより・感想・ご意見は、
件名「おたより」、送り先fieldnote@nacsj.or.jp
お願いします。アドレス変更のお知らせもこちらにお
送りください(旧アドレスをお書き添えいただけます
と助かります)。
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す。送付が不要の場合には、お手数ですが下記までご
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(財)日本自然保護協会(NACS-J)教育普及部
〒104-0033東京都中央区新川1-16-10ミトヨビル2F
tel.03-3553-4105 fax.03-3553-0139
fieldnote@nacsj.or.jp
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