里山の冬 高丸山 山犬嶽 2008/12/27
         

− 上勝町の山 高丸山と山犬嶽散策 −

その1

いよいよ今年も押し迫ってきた。

気ぜわしい年末だがのんびりと上勝町の里山を散策することにした。

夕べはひどく冷えていたので運が良ければ樹氷が楽しめるかも??



6時30分頃家を出て佐那河内経由で上勝に向かう。

7時53分高丸山駐車場着。

誰もいない。



バイオトイレは閉鎖中。

上の古いトイレをお借りする。

ダンプがガンガン走って行く。

この林道は何処まで延びていくのだろうか?

高丸山の登頂登録を「千年の森ふれあい館」で木札にしてくれるらしい。

その後ふれあい館で記録更新をやってくれるとか



そう言えば先ほどの駐車場の建物の壁に沢山木札が貼ってあった。



7時58分出発

水場に付くといつもの木彫り地蔵さんがお出迎え



樹氷を期待していたが、何のことはない。

樹氷どころか雪がない。



ヒメシャラやブナの素晴らしい木立を見ながら進む。

これに樹氷が輝いていたら最高なんだけど



半年来ない間に色々な標識が立っている。

木の根が縦横に走っているので木の根を踏まないように歩くのは大変。



ブナとヒメシャラどちらが美男子?



3つ尾の峠を過ぎて岩場の眺望ポイントに着く。

ドコモの繋がりますマークがあちこちにある。



見下ろすと駐車場下は縦横に車道かな?が走っている。



高城山は雪を被っている。

高城山まで行けば良かったかな?でも道路がねえ..



前回半分崩落していた場所には立派な橋が架かっている。

8時48分頂上着。



頂上は誰もいなくて寒々としている。

福中7期生の古希祝い登山の標識が出来ていた。

古希まで中学校の同窓生と仲良く登山できるのは素晴らしいことだと思う。

でも福中って?福井中学校のこと?

古希なら戦前だから旧制中学校だろうしなあ?



家内の指さす先には雲早山

やっぱり雪がない



相変わらず砥石権現から高城山は雪が降っているみたい。



目の前に高丸山から赤石丸そして山犬嶽への縦走路が見える。

その向こうには大川原高原から中津峰へと緩やかに稜線が伸びている。

その向こうは徳島市、小松島市そして紀伊水道が輝いている。



大川原高原の風車も元気に回っている。



新しい頂上標識の横で記念撮影



コーヒーを飲もうと提案するがこんな寒いところでは嫌と却下される。

北へ向かって下りると結構雪が深い。

急傾斜の所にはロープが張ってある。



旗立てで右に曲がる。

此処を真っ直ぐ行くと山犬嶽への縦走路



いつもの紅葉のきれいな窪地に来ると、鹿の食害調査の為ネットで囲んである。



ブナと白い雲



ブナとキハダの古木



高丸荘前の広場もひっそり



ミズキとブナ



水飲み場まで来ると可愛い足跡が。

登山者の足跡も出来ていた。

10時丁度、駐車場に帰ると一台駐車中。

やはり誰か来たみたい。



帰りのミツマタの畑ではまだ固いつぼみ。

これから山犬嶽に向かう為に、旭の゜千年の森ふれあい館」に立ち寄る。

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