樫戸丸 2009/03/07
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− 素晴らしい霧氷に出会った樫戸丸 −

何時もの年ならまだまだ雪が多いと思われる樫戸丸に出かけようと家内が言う。

スーパー林道はまだ通行止めのはずだが、川成峠経由であれば行けると思うが

雪の具合はどうなんだろうか?



桑野経由でぐんぐん走る。

坂州木頭川に沿い、四季美谷温泉を過ぎて川成から藤ヶ内谷川に沿って登る。

道路工事を何カ所かでやっていたがすり抜けていく。

しかし、スーパー林道手前でゲートに阻まれる。

広くなったところに停車して歩き始める。

9時17分



スーパー林道は霜柱がビッシリ。

川成峠に来るととても寒い。



見上げると樫戸丸の山頂付近は白くなっている。

もしかしたら霧氷が出来ているのかも知れない。



9時38分、林道からよじ登っていく。



急登の後岩のテラスで展望を楽しむ。

天神丸方向も白くなっている。

登山道と合流し登っていくがこの道もきついなあ。



ツツジの芽が赤くなっている。

目の前には平家平



天神丸の向こうの剣山は、雲の中。



頂上に近づくと霧氷が現れてしかも青空も。

感激



高山ではないのでビッシリというわけには行かないがその繊細な白い輝きが素敵だ。



ブナの若枝に霧氷



ヒメシャラにも霧氷



霧氷のトンネルを抜けていく。






枯葉の残ったブナの霧氷



天神丸の向こうに剣山も顔を出した。



今年初めての青空と霧氷



感激感激

家内も大喜び



ブナと霧氷はよく似合う



このゴツゴツとした樹木は何かな?



同じような写真ばかりですみません。



霧氷の向こうに剣山



頂上付近は真っ白。

霧氷のないところは崩壊地



10時31分頂上着



樹氷の間から剣山



18倍ズームで撮ると頂上ヒュッテも写っている。



三嶺方向は少し霞んでいる。



青空に霧氷はよく似合うなあ。



頂上のコナラ?の霧氷



高城山に向かって下山開始



高城山のアメダスと霧氷



霧氷のトンネルをゆっくり下って行く




趣のある木



岩のテラスで昼食

何時ものラーメンとおにぎり

食後のコーヒーをゆっくりと楽しむ



名残惜しいが出発



まるで満開の花園の中を下りていくみたい。



西三子山が目の前に見える。



素晴らしいブナ達



なめらかな肌のブナ



しわくちゃなブナ



枝振りの立派なブナ



何の葉っぱかな?

ここはシコクブシが多いところだけど



11時55分風の広場に到着。

座ってコーヒーを飲んでいると鹿達がやってきた。



次々にやってくる。

この広場は鹿達の遊び場かな?

私達がじゃまなのか怒って鳴いている。

霜柱の林道を引き返していく。



林道は山肌の石が凍って割れて落石が多い。



バラバラと小石が落ちてくる道を川成峠に帰ってくる。



13時12分車に到着



ミツマタの花が咲き始めている。

滝があちこちにありゴウゴウと流れ落ちている



艶やかな紅梅を楽しみながらのんびりと四季美谷温泉に向かう。



カーブを曲がったところで吃驚。

土砂が落ちてきていてしかも道路が陥没している。



上を見上げると垂直な崖に今にも落ちてきそうな岩や樹木。

あせってもどうする事も出来ない。

引き返してもスーパー林道は通行止め。

迂回路はない。

誰か来るだろうと思ってコーヒーを飲みながら待っていると、土砂崩れの向こうから工事の人がやってきた。



先ほど通った時は何ともなかったがその後崩れたらしいと言う。

手慣れたもので土木部に連絡してくれたのかクレーン車、ブルドーザー、ユンボが次々やって来た。

崖の上に残った岩を落とし、電線を引き直し、ブルで土砂を川に押し出して後はユンボで綺麗にしてくれた。



道はラッキーな事に1/3くらい崩れただけで通る事が出来た。

ほっとして四季美谷温泉でくつろぐ。

帰ろうとすると香川ナンバーと徳島ナンバーの車が到着。

明日の夏切山のツアーのために来られたみたい。

父娘の方とご挨拶をする。

今日はホラ貝の滝から剣山、次郎笈の周回コースを歩かれたそうだ。

やはり霧氷が美しかったとの事。

話していると先日西三子山でお会いした剣山クラブの方だった。

お嬢さんから里山倶楽部の人ですかとお声がけをいただく。

時々立ち寄っていただいてるそうでありがとうございます。

夏切山のレポートを見ると元気にVサインをしていた。

明るくて良いお嬢さんだなあ。

今日は思いもかけず霧氷を楽しむ事が出来て満足。

里山倶楽部四国